あなたには何か特殊な性癖がありますか?もしかすると自分の性癖に悩みを抱えている人もいるかもしれませんね。
しかし世の中に存在する性癖・性的嗜好の種類は無限大。自分が特殊と思っているだけで、実はその性癖はそれほどおかしなものではないかもしれませんよ。
この記事では世の中に存在する性癖・性的嗜好の一部を解説していきます。もし興味を惹かれるものがあれば、いつものセックスに取り入れてみてはいかがでしょうか。
性癖の定義とは?
実は元々「性癖」という言葉はセクシャルな意味ではなく、生まれつきの性質の偏りや、癖のことを意味します。たとえば、収集癖があったり、潔癖症であったり、そういったことを性癖というのです。
つまり本来はいやらしい言葉ではないのです。
しかし、「性癖」という言葉が「性的嗜好」のことだと誤用されることが増え、現在では「性癖」=性的嗜好・セックスの時の嗜好として使われるようになっています。もう、元々の意味で使っている人の方が少ないでしょう。
尚、この記事では性癖を性的嗜好として扱っているため、これ以降の「性癖」は性的嗜好のことを指しています。
誰でも挑戦しやすい?よくある性癖6選
世の中には、実際に実行すると危険な性癖もありますが、割と誰もが日常的なセックスに取り入れやすいものもあります。
まずはそんな誰でも挑戦しやすいメジャーな性癖についてご紹介していきます。
①SM
SM好きという性癖を持つ人は少なくありません。鞭や蝋燭を使った本格的なSMは怖いと思う人も多いでしょう。しかしそれを愛好する人も意外と多いんですね。
SMを性癖とする人は、相手を責めることで興奮するサディスト(サド)と、性的に虐げられることで興奮するマゾヒスト(マゾ)、そしてそのどちらも好きだという両刀の人がいます。
本格的なSMは無理と思う人でも、ソフトSMくらいなら普段のセックスに取り入れやすいでしょう。
女性はMな方が多いですが、サディスティックに男の人を責めてみれば、自分も知らなかった性癖が明らかになるかもしれませんよ。
②コスプレ
特定の職業の人や制服姿の女性とのセックスに夢見る人は多いでしょう。そんな性癖を持っている人が好むのがコスチュームプレイ、俗に言うコスプレです。
コスプレでは、学生服、ナース、レースクイーンなどの衣装が主流でしょう。しかし中には赤ちゃんや幼稚園児の服装を好む人もいる様子。
コスプレをしてその役柄を演じることで非日常的なセックスが味わえます。たとえばスーツと学生服というコスプレをすれば、先生と生徒の禁断の恋愛というシチュエーションで盛り上がれますよ。
③複数プレイ
乱交が好きな人や、複数の異性から同時に責められたいといった性癖を持つ人もいます。こちらも非日常が味わえるプレイですし、他の人がセックスをしている場面を見ながらセックスすると言うシチュエーションに興奮できる人もいるでしょう。
カップル同士でお互いに見せ合うくらいの複数プレイなら、取り入れやすいかもしれません。
また、信頼できる相手であれば、異性2人と3Pをするくらいなら、挑戦してみても良いのではないでしょうか。
④寝取られ(NTR)
パートナーが他の人とセックスしているところを見ると興奮するという性癖は、男性によくみられる性癖です。いわゆる、「ネトラレ」「NTR」ですね。
パートナーに寝取られ願望があり、自分的に受け入れられる行為なら、試してみても良いでしょう。いつもより興奮してあなたを求めてくるパートナーを見ることができるかもしれませんよ。
⑤露出・野外プレイ
人に見られたい願望、もしくは見られるかも?といったスリルを楽しみたいという性癖を持つ人は男女ともに多め。
実際に他人に見られるのは嫌でも、見られるかもしれないドキドキ感は興奮につながるでしょう。
外で露出したりセックスをしたりするのは常識的には控えておいた方が良いです。
しかし、誰もいない駐車場の車の中だとか、隣の人の声が聞こえる部屋だとかで、露出プレイに近いことをするのは、刺激的かもしれませんね。
⑥アナルセックス
アナルセックスが好きで、アナルに固執している人もいます。普段は入れないところに入れるのが良いのでしょうか。
欧米では割とノーマル寄りなプレイにもなっていますが、日本ではまだまだアブノーマル寄りのアナルセックス。
痛みが怖い人も、アナルに触れられるくらいのプレイなら挑戦してみても良いでしょう。いつもとは違う感覚が味わえるかもしれません。
ここまで行くとちょっと危険?異常性癖もご紹介!
ここまでは性癖と言ってもカップル感でも気軽に楽しめるようなものをご紹介しましたが、性癖の中には危険な香りがするものもあります。
ここからはハマると危険で、法にも触れかねない異常性癖についてもご紹介していきます。
スカトロ
スカトロというのは、排泄行為や排泄物に触れたりすることに性的興奮を感じる性癖、およびそのプレイのことです。おそらく知っている人は多いでしょう。
プレイ中には排泄物に触れたり、それを口に入れたりすることも。
特に法に触れるものではありませんが、挑戦するなら衛生面には気をつけましょう。
加虐性愛・被虐性愛
加虐性愛は相手に危害を加えたいという性癖、そして被虐性愛は苦痛を与えられたいという性癖です。
SMと同じように思う人もいるかもしれませんが、この性癖はSMの度合いを超えており、物理的に危険です。
あまり度を超えると、生命の危険が生じることも。どうしても加虐性愛、または被虐性愛から抜け出せないなら、カウンセリングが必要かもしれません。
人形性愛(ピグマリオンコンプレックス)
この性癖は人形しか愛せない、人形を異性として扱うものです。確かにちょっと異常な感じはしますが、人形を愛していても特に他人に迷惑はかからないので、平和な異常性癖と言えるでしょう。
ただ、もし人形性愛の性癖を持っていたとしても、静かに楽しむのが鉄則。社会生活を平穏に送るためにも、ひとりでこっそり楽しんでくださいね。
痴漢性癖
公共の場でこっそり女性を触るといった痴漢性癖を持つ男性は少なくありません。また、痴漢されたい願望を持つ女性もいます。
どちらも妄想やおうちの中での痴漢ごっこ遊び程度で満足できるなら問題ないでしょう。
しかし、我慢できずに実際に痴漢行為に至るのは犯罪なのでやめておきましょう。たとえ双方の同意があっても、電車などの公共の場で痴漢行為をするのは法律的にも罪にあたります。
性癖は安全に楽しめる範囲ならOK!パートナーと話し合いながら性癖を満たそう
今回「誰でも挑戦しやすい?よくある性癖6選」でご紹介したくらいの性癖なら、誰もが胸に潜めているはず。パートナーも同意してくれるなら、セックスに取り入れて性癖を満たしつつ、刺激的な体験ができるでしょう。
ただし「ここまで行くとちょっと危険?異常性癖もご紹介!」でご紹介したような特殊な性癖を持ち、社会生活にも支障がある場合はカウンセリングを考えてもいいかもしれません。
性癖は安全かつ平和に楽しめるものに限定して満たすのが鉄則!パートナーとも話し合いながら、自分の性癖を満足させられるような性生活を楽しんでくださいね。