種類

性癖には様々な種類がある!誰でも興奮できるものから異常性癖まで性的嗜好をご紹介!

後ろで手を縛られた女性

あなたには何か特殊な性癖がありますか?もしかすると自分の性癖に悩みを抱えている人もいるかもしれませんね。

しかし世の中に存在する性癖・性的嗜好の種類は無限大。自分が特殊と思っているだけで、実はその性癖はそれほどおかしなものではないかもしれませんよ。

この記事では世の中に存在する性癖・性的嗜好の一部を解説していきます。もし興味を惹かれるものがあれば、いつものセックスに取り入れてみてはいかがでしょうか。

性癖の定義とは?

海辺で半裸の女性

実は元々「性癖」という言葉はセクシャルな意味ではなく、生まれつきの性質の偏りや、癖のことを意味します。たとえば、収集癖があったり、潔癖症であったり、そういったことを性癖というのです。
つまり本来はいやらしい言葉ではないのです。

しかし、「性癖」という言葉が「性的嗜好」のことだと誤用されることが増え、現在では「性癖」=性的嗜好・セックスの時の嗜好として使われるようになっています。もう、元々の意味で使っている人の方が少ないでしょう。

尚、この記事では性癖を性的嗜好として扱っているため、これ以降の「性癖」は性的嗜好のことを指しています。

誰でも挑戦しやすい?よくある性癖6選

性癖のある女性

世の中には、実際に実行すると危険な性癖もありますが、割と誰もが日常的なセックスに取り入れやすいものもあります。

まずはそんな誰でも挑戦しやすいメジャーな性癖についてご紹介していきます。

①SM

SM好きという性癖を持つ人は少なくありません。鞭や蝋燭を使った本格的なSMは怖いと思う人も多いでしょう。しかしそれを愛好する人も意外と多いんですね。

SMを性癖とする人は、相手を責めることで興奮するサディスト(サド)と、性的に虐げられることで興奮するマゾヒスト(マゾ)、そしてそのどちらも好きだという両刀の人がいます。

本格的なSMは無理と思う人でも、ソフトSMくらいなら普段のセックスに取り入れやすいでしょう。
女性はMな方が多いですが、サディスティックに男の人を責めてみれば、自分も知らなかった性癖が明らかになるかもしれませんよ。

②コスプレ

特定の職業の人や制服姿の女性とのセックスに夢見る人は多いでしょう。そんな性癖を持っている人が好むのがコスチュームプレイ、俗に言うコスプレです。

コスプレでは、学生服、ナース、レースクイーンなどの衣装が主流でしょう。しかし中には赤ちゃんや幼稚園児の服装を好む人もいる様子。

コスプレをしてその役柄を演じることで非日常的なセックスが味わえます。たとえばスーツと学生服というコスプレをすれば、先生と生徒の禁断の恋愛というシチュエーションで盛り上がれますよ。

③複数プレイ

乱交が好きな人や、複数の異性から同時に責められたいといった性癖を持つ人もいます。こちらも非日常が味わえるプレイですし、他の人がセックスをしている場面を見ながらセックスすると言うシチュエーションに興奮できる人もいるでしょう。

カップル同士でお互いに見せ合うくらいの複数プレイなら、取り入れやすいかもしれません。
また、信頼できる相手であれば、異性2人と3Pをするくらいなら、挑戦してみても良いのではないでしょうか。

④寝取られ(NTR)

パートナーが他の人とセックスしているところを見ると興奮するという性癖は、男性によくみられる性癖です。いわゆる、「ネトラレ」「NTR」ですね。

パートナーに寝取られ願望があり、自分的に受け入れられる行為なら、試してみても良いでしょう。いつもより興奮してあなたを求めてくるパートナーを見ることができるかもしれませんよ。

⑤露出・野外プレイ

人に見られたい願望、もしくは見られるかも?といったスリルを楽しみたいという性癖を持つ人は男女ともに多め。
実際に他人に見られるのは嫌でも、見られるかもしれないドキドキ感は興奮につながるでしょう。

外で露出したりセックスをしたりするのは常識的には控えておいた方が良いです。
しかし、誰もいない駐車場の車の中だとか、隣の人の声が聞こえる部屋だとかで、露出プレイに近いことをするのは、刺激的かもしれませんね。

⑥アナルセックス

アナルセックスが好きで、アナルに固執している人もいます。普段は入れないところに入れるのが良いのでしょうか。

欧米では割とノーマル寄りなプレイにもなっていますが、日本ではまだまだアブノーマル寄りのアナルセックス。
痛みが怖い人も、アナルに触れられるくらいのプレイなら挑戦してみても良いでしょう。いつもとは違う感覚が味わえるかもしれません。

ここまで行くとちょっと危険?異常性癖もご紹介!

亀甲縛りの人形

ここまでは性癖と言ってもカップル感でも気軽に楽しめるようなものをご紹介しましたが、性癖の中には危険な香りがするものもあります。

ここからはハマると危険で、法にも触れかねない異常性癖についてもご紹介していきます。

スカトロ

スカトロというのは、排泄行為や排泄物に触れたりすることに性的興奮を感じる性癖、およびそのプレイのことです。おそらく知っている人は多いでしょう。

プレイ中には排泄物に触れたり、それを口に入れたりすることも。
特に法に触れるものではありませんが、挑戦するなら衛生面には気をつけましょう。

加虐性愛・被虐性愛

加虐性愛は相手に危害を加えたいという性癖、そして被虐性愛は苦痛を与えられたいという性癖です。
SMと同じように思う人もいるかもしれませんが、この性癖はSMの度合いを超えており、物理的に危険です。

あまり度を超えると、生命の危険が生じることも。どうしても加虐性愛、または被虐性愛から抜け出せないなら、カウンセリングが必要かもしれません。

人形性愛(ピグマリオンコンプレックス)

この性癖は人形しか愛せない、人形を異性として扱うものです。確かにちょっと異常な感じはしますが、人形を愛していても特に他人に迷惑はかからないので、平和な異常性癖と言えるでしょう。

ただ、もし人形性愛の性癖を持っていたとしても、静かに楽しむのが鉄則。社会生活を平穏に送るためにも、ひとりでこっそり楽しんでくださいね。

痴漢性癖

公共の場でこっそり女性を触るといった痴漢性癖を持つ男性は少なくありません。また、痴漢されたい願望を持つ女性もいます。

どちらも妄想やおうちの中での痴漢ごっこ遊び程度で満足できるなら問題ないでしょう。
しかし、我慢できずに実際に痴漢行為に至るのは犯罪なのでやめておきましょう。たとえ双方の同意があっても、電車などの公共の場で痴漢行為をするのは法律的にも罪にあたります。

性癖は安全に楽しめる範囲ならOK!パートナーと話し合いながら性癖を満たそう

今回「誰でも挑戦しやすい?よくある性癖6選」でご紹介したくらいの性癖なら、誰もが胸に潜めているはず。パートナーも同意してくれるなら、セックスに取り入れて性癖を満たしつつ、刺激的な体験ができるでしょう。

ただし「ここまで行くとちょっと危険?異常性癖もご紹介!」でご紹介したような特殊な性癖を持ち、社会生活にも支障がある場合はカウンセリングを考えてもいいかもしれません。

性癖は安全かつ平和に楽しめるものに限定して満たすのが鉄則!パートナーとも話し合いながら、自分の性癖を満足させられるような性生活を楽しんでくださいね。

避妊方法にはどんな種類がある?成功率やメリット・デメリットと共に一挙ご紹介!

コンドームのイメージ

将来的には子供が欲しい人もそうではない人も、今現在妊娠をしたくない人は避妊方法について悩むこともあるでしょう。
特に確実な避妊を求めている時は、コンドームだけでは不安なこともあるかもしれません。

そこでこの記事では避妊方法にはどんなものがあるのか、その種類を避妊成功率やメリットデメリットとともにご紹介します。こちらを参考にすれば、自分のニーズに合った避妊方法がわかりますよ。

避妊方法の種類

コンドームを持つ手

避妊方法には大きくわけて

  • コンドーム
  • 経口避妊薬(低容量ピル・OC)
  • 避妊リング(IUD/IUS)
  • 避妊手術(パイプカット含む)
  • リズム法

という5種類の方法があります。

まずは、この5つの避妊方法について、どんな方法なのかをご説明します。

コンドーム

セックスをしたことがある人なら、きっと一度は使ったことがあるはずのコンドーム。一番オーソドックスな避妊方法で、コンドームさえ購入すれば誰でも取り入れやすい避妊方法です。

使い方も簡単で、コンドームを男性のペニスに被せるだけ。正しく使っていて、最中に破けたり外れたりしなければ、95%前後の確率で避妊ができます。

経口避妊薬(低容量ピル・OC)

経口避妊薬とはピルと呼ばれる薬剤のことです。これは女性ホルモンを含んだ薬剤で、女性が毎日服用することで避妊ができます。

避妊成功率は99%以上とほぼ確実。価格は1ヶ月に3,000円位からと、そこまで金銭的な負担もなく、絶対に妊娠をしたくない!と思っている女性が取り入れやすい避妊方法です。

避妊リング(IUD/IUS)

避妊リングとは、子宮内に避妊用の器具を取り付ける避妊方法のことです。
現在は、IUS(子宮内黄体ホルモン放出システム)とIUD(子宮内避妊器具)というものがあります。

一度の装着で3〜5年の効果があり、長期的な避妊が可能です。装着時や取り外し時には医師による施術が必要で、さらに定期的な検診も必須となっています。

費用相場はIUSは約3万~6万円、IUDは約1万5,000~3万円です。金額だけ見ると少し高く感じますが、装着すれば長期間効果があるため、トータルコストは安いと言えるでしょう。99%以上の避妊成功率があり、ピルが体に合わない人に人気の避妊方法です。

避妊手術・パイプカット

避妊手術は男性のパイプカットが有名ですが、女性にも避妊手術があります。

男性のパイプカットの場合は、精管を切断して縛って精子が出ないようにする方法をとります。女性だと、卵管をふさぐ手術をします。

どちらの場合も99%以上の避妊成功率なのですが、手術後はかなり高い確率で永久的に子供を作ることはできないため、もう子供が要らない人向きです。

一応再建手術もあり、絶対に子供が授かれなくなるわけではありませんが、再建手術の成功率は高いとは言えません。もしも将来的に気が変わりそうな場合は、この方法を取るのはやめておいた方が良いでしょう。

リズム法

リズム法とは、排卵日をチェックして、その時期にセックスしない方法のことです。基礎体温をつけて排卵日さえ把握しておけば良いので、金銭的負担はほとんどありません。

ただし女性の体はデリケートで、リズムが少々狂うこともあります。そのため、避妊成功率は75〜80%と低めとなっています。

5種類の避妊方法のメリット・デメリット

ピル

ここまで5種類の避妊方法をご紹介しましたが、どの方法が自分に合っているのか判断がつかない人もいるはず。

そこで比較しやすいように、下記の表に5種類の避妊方法のメリットとデメリットをまとめてみました。

こちらを参考に比較すれば、どの方法が自分に合っているのか見えてくるでしょう。

避妊方法 メリット デメリット
コンドーム ・手軽に取り入れられる ・正しく使えていなかったり、装着中に外れたりすると避妊にならない
経口避妊薬
(低容量ピル・OC)
・ほぼ確実に避妊ができる ・飲み忘れることがある
・体に合わない人もいる
・副作用あり
・持病によっては使えない
避妊リング

(IUD/IUS)

・ほぼ確実に避妊ができる
・ピルが合わなくても使える
・外せば妊娠可能になる
・月経が悪化するおそれあり
・持病によっては使えない
・医師の定期検診が必要
避妊手術 ・非常に高い確率で避妊ができる ・手術が必要
・再度妊娠できる可能性が低い
リズム法 ・経済的
・手軽に取り入れられる
・失敗する可能性が高い

どの避妊方法がおすすめ?

避妊グッズ

メリットとデメリットを見ても、どの方法にすれば良いか決めかねている人向けに、ここからはニーズ別におすすめの方法をご紹介します。

メリットとデメリットを踏まえて、こちらも参考にすれば、どの避妊方法が自分に良いのか決められるはずですよ。

将来的には子供が欲しい場合

今は避妊したいけど、いつか子供が欲しくなるかもしれない場合は、避妊手術以外の方法を選びましょう。避妊手術はほぼ確実に避妊ができますが、たとえ再建手術をしても再度妊娠できるようになる可能性が低くなるからです。

避妊手術以外の方法の場合、妊娠を望むときには避妊をストップすれば良いだけなので、妊娠率低下の心配はほぼありません。

あまりお金をかけたくない場合

避妊にあまりお金をかけたくない場合は、リズム法がおすすめです。また、男性に避妊をお任せしやすいという点や、価格を考えるとコンドームも良いでしょう。
それ以外の方法だと、低容量ピルでも1ヶ月に3,000円程度の費用が必要です。

リズム法やコンドームを使ってより避妊を確実にするなら、この2つの併用がおすすめ。リズム法を取り入れつつ正しくコンドームを使うことで、避妊成功率をアップできます。

確実な避妊を求めている場合

より確実な避妊を求めているなら、低容量ピルか避妊リングがおすすめです。どちらの方法もほぼ確実に避妊が可能です。
毎日飲むという手間はあるものの、手軽で普及しているのは低容量ピルの方。もしピルが使えない場合は避妊リングを考えてみてもいいでしょう。

絶対に将来的にも子供が要らないと確信できる場合は、避妊手術もアリです。手術が必要ですが、一度手術をすればそれで終わりなので、考慮の価値はあります。

何らかの持病を抱えている場合

何か持病を抱えていて、どの避妊方法が自分でも使えるかわからない場合は、リズム法やコンドームなら心配はいりません。ただし、ラテックスアレルギーがある場合は、ポリウレタンやイソプレンラバーでできているコンドームを使いましょう。

より確実な避妊法を求める場合は、持病によってどの避妊方法が使えるかが異なるため、医師に相談するようにしてください。

避妊方法を選ぶときには自分に合った方法で!

避妊方法にはさまざまな種類がありますが、どれを選ぶべきかは、どの程度避妊をしたいのか、将来子供を作る可能性があるのか、持病を抱えていないかなど、さまざまな要素から選ぶ必要があります。

自分やパートナーの避妊希望度や体調なども加味しながら、自分に合った安心できる方法を選んでくださいね。

ミツバナでは他にもコンドームやピルなど、避妊について詳しく解説している記事があります!ぜひ参考にしてみてください。
コンドームの使い方を知っていますか?正しい使用方法と注意点を徹底解説します
避妊の方法によって成功確率はさまざま。安全&効果的なやり方について知ろう!
避妊におすすめの低用量ピルはどれ?種類や特徴・飲む時間も徹底解説
昔の避妊方法はどうしていた?コンドームがない時代の避妊方法と歴史

性病の種類にはどんなものがある?女性がかかる性感染症とその症状をご紹介!

悩む女性

「性病」または「性感染症」という言葉は聞いたことがあるでしょう。
では、性病・性感染症が具体的にどんなものなのか、どうやって感染するものなのかはご存知でしょうか。

日常的に性行為をしている人でも、あまり性病について詳しくない人も多いはず。そこでこの記事では、女性がかかる性病・性感染症の種類と、その症状などを解説します。

これまでに性行為をしたことがあるなら、性病になっている可能性はあります。自分は大丈夫!と信じ込まずに、今回ご紹介する記事を参考に、性病についてしっかり考えてみてくださいね。

「性病」「性感染症」とは?

疑問を持つ女性

まず、性病および性感染症が何かをご説明します。

性病と性感染症は同じものです。以前は「性病」と呼ばれていたものが、法改正により「性感染症」または「STD(Sexually Transmitted Diseases)」と呼ばれるようになりました。
つまり、現在の医療現場では「性感染症」が正しい呼称となります。

しかし、まだまだ日常会話の中では「性病」を使うことの方が多いでしょう。そのため、この記事でも「性病」という呼称を中心に使っていきます。

性病、または性感染症は、性行為で感染する病気のことです。有名どころでは、クラミジアや淋病、そしてHIVなどがありますが、他にもたくさんの性病(性感染症)があります。

性病(性感染症)の種類とその症状

ベッドの上に寝転ぶ女性

ここからは女性がかかる主な性病(性感染症)の種類と、症状をご紹介します。もし今、自分の性病を疑っている人は、こちらを参考にすればどの性病の疑いがあるのかがわかるでしょう。

クラミジア感染症

クラミジア感染症は、性病の中で最もメジャーな存在です。直接性器の分泌液や粘膜同士、または性器と口腔が触れることによって感染します。

女性はあまり症状を感じないことが多いですが、おりものが増えるなど、多少変化が見られる人もいます。男性だと排尿時に違和感を感じることが多いでしょう。

症状がないからと放置すると、不妊や流産・死産の原因になることもあり、早期発見が重要な性病です。

淋病感染症

淋病感染症はクラミジアと並んでメジャーな性病です。この2つを併発しているケースも多くみられます。感染は、クラミジアと同様に性器同士もしくは性器と口の接触により起こります。

クラミジアよりは症状がわかりやすく、おりものが増えたり、不正出血があったり、陰部に違和感を覚えることがありますが、症状が軽めのため見逃しやすいです。

こちらも不妊の原因になったり、妊娠中だとお腹の子供が淋菌性結膜炎になることがあったりなど、放置すると深刻な事態になることも。特に子作りをする前には必ず治しておきたい性病です。

性器ヘルペス

性器ヘルペスはヘルペスウイルスに感染している人の皮膚や粘膜と直接接触することで感染します。

症状はわかりやすく、性器がかゆくなったり、不快感を感じたりします。放っておくと水疱やびらんができ、強い痛みを感じることもあり、その状態になる前に治療しておきたい性病です。

自然治癒もしますが、再発を繰り返すこともあるので、確実な治療をしておくべきです。

膣トリコモナス症

精液や膣分泌液、または尿道からの分泌物に接触することで感染します。
性行為で感染しやすい性病ですが、トリコモナス原虫がついたタオルなどに触れても感染することがあるため、家族に感染させてしまうこともあるでしょう。

感染すると、おりものが増えたり陰部にかゆみや違和感を感じたりします。しかし、あまり激しい症状ではないため、なかなか感染に気づけないこともあるでしょう。

男性はほとんど症状を感じないので、知らず知らず感染させていることもあります。

尖圭コンジローマ

尖圭コンジローマは、HPV(ヒトパピローマウイルス)の一種への感染が原因で引き起こされる性病です。性器同士が直接触れ合うことによって、感染します。

症状はとてもわかりやすく、性器や肛門などに鶏のとさかのような形の出来物ができます。自然治癒することもありますが、可能性は低く、悪性腫瘍になることもあるので、見つけたらすぐに治療すべき性病です。

治療はレーザーなどで切除したり、クリームを使います。レーザーによる治療は痛みを伴うため、治療自体が苦痛に感じる人もいるでしょう。

梅毒

最近日本で増加傾向にあるという梅毒は、性器周辺の皮膚や粘膜に直接接触することで感染する性病です。

進行度によって症状が変わる性病で、感染初期は性器や口に炎症やしこり、ただれ、リンパの腫れなどができます。その後間を開けて、発熱やだるさ、そして皮膚に赤い湿疹ができます。

これを放置すると、骨や筋肉、そしてさまざまな臓器にしこりやゴムのような腫瘍ができ、細胞が破壊されていきます。さらに進むと、心臓や中枢神経が侵され、最後には死に至るという病です。

江戸時代では不治の病として扱われていた梅毒ですが、現在は治療が可能です。遅くても、体に赤い不思議な湿疹が出始めた頃には、治療をすべきです。

性器カンジダ症

性器カンジダ症は、性病とカテゴライズされがちですが、厳密には性病(性感染症)とは言えません。
性行為が原因で発症することもあるのですが、カンジダは膣にいつもいる常在菌で、性器カンジダ症とは、そのカンジダが何らかの要因により増殖しすぎた状態だからです。

性行為のほかに、ストレスや風邪、ホルモンバランスの崩れなどで発症することがあります。また、ジスロマックなどの抗生物質を飲むことで、発症することもあります。

症状はヨーグルトや酒粕状の白いおりもの、そして外陰部のかゆみです。治療は膣錠や軟膏、経口薬などで行われ、治療を受ければすぐに治ります。

ただし、体調を崩すと再発することもあるため、気をつけていても何度もカンジダ症になってしまう人もいます。

B型肝炎/C型肝炎

B型肝炎、およびC型肝炎は、血液や体液との接触によって感染する病気です。

感染すると熱が出たり、全身倦怠感を感じます。黄疸がみられることもありますが、どちらも症状は軽く感染に気づけないこともあるでしょう。

放置すると慢性肝炎や肝硬変、そして肝癌へと移行するため、早期の発見・治療が大切。予防のためのワクチン接種も可能です。

HIV/後天性免疫不全症候群(AIDS)

性病の中で梅毒と並んで怖い病気が、このAIDSです。
AIDSはHIVに感染することで発症するものですが、発症までには10年程度時間を要します。そのため、AIDSが発症する前の段階でHIV感染に気づき、治療を始めることが非常に大切です。

HIVに感染すると、数週間後に発熱や頭痛といった風邪のような症状があります。風邪と思って放置すると、その後はAIDSが発症するまで特に症状はありません。

無症状期が長いため、性行為をしたことがある人は一度は検査を受けておいた方が良いでしょう。

HIV感染に気づかず性行為を続けていると、HIVの感染を拡大させることになります。
また、AIDS発症となると、症状に苦しみ、最悪の場合は死に至ることもある、非常に怖い性病です。

性病(性感染症)かな?と思ったら

悩みを抱える女性

性行為のあとに性器周辺に異常を感じたり、風邪のような症状が見られた場合、性病(性感染症)に感染している可能性が考えられます。しかし多くの性病の初期症状はとても軽く、「気のせい」でスルーしてしまう人もいるでしょう。

「もしかして性病かな?」と思ったら、自己判断はNGです。ちょっとでも疑いを持ったら、すぐに産婦人科で性病検査をしてみましょう。
また、自治体でHIVの検査をしていますから、自治体での検査も調べてみてください。

また、市販のキットで調べられる性病もありますから、産婦人科や自治体の検査を受けるのが怖い人は、まず市販のキットを使ってみても良いですね。

ただし明確な症状があるのに市販キットで陰性の場合は、そのキットではわからない他の病気になっていたり、キットが正しく使えてなかったりする可能性もあります。
そのため、「性病かも?」と思ったら、産婦人科で検査を受けるのが確実と言えるでしょう。

性病(性感染症)は性行経験があれば誰でもなり得る!

性病はセックスをしたことがあれば、誰でも感染している可能性があります。今まで性病検査を一度も受けたことがない人は、一度は産婦人科で検査をお願いしてみましょう。

特にHIVや梅毒は、HIV・梅毒を疑って検査をしなければ、検査をする機会がない性病です。知らぬ間に感染していて、他の人に感染させている可能性もあるため、これまでに一度もHIVや梅毒の検査を受けたことがないなら、一度は受けておくことをおすすめします。

不倫の種類はこんなにある!?それぞれの特徴と、対処法を詳しく解説

キスする男女

不倫と聞くと、どんなことを想像しますか?実は不倫にも種類があり、オーソドックスなものから現代的なものまでさまざまです。

今回は男性の不倫の種類とそれぞれの特徴、配偶者の不倫に気付いたときの対処法を紹介します。現在、夫の不倫に悩んでいる人や、不倫について詳しく知りたい人はぜひ参考にしてみてくださいね。

浮気と不倫の違いとは?ポイントは不貞行為の有無

小指を絡め合う男女

浮気と不倫の違いを説明する前に、それぞれの定義を確認しておきましょう。

  • 浮気=パートナー以外の異性と交際すること
  • 不倫=配偶者以外の異性と性的関係を持つこと

不倫はどちらか、または両者が結婚している状態で、関係を持ったときに使われる言葉です。また結婚しているにも関わらず、配偶者以外の異性と性的関係を持つことを、不貞といいます。

浮気と不倫の違いは不貞行為の有無が、判断を分けるポイントです。

▼浮気と不倫の違いを、より詳しく知りたい人は、こちらの記事もおすすめです▼

多様化する不倫の種類5選

親密な雰囲気で肩を寄せ合う男女

不倫の共通点は2点あります。1つ目は、どんなカタチであれ関係が続くことを前提とせず始まること。もう1つは、配偶者をはじめ悲しむ人がいる点です。

それらを踏まえたうえで、不倫の種類を5つ紹介します。先ほど説明した通り、不倫は不貞行為があるものとして定義されますが、その他の不倫についても紹介していきますね。

①割り切った関係の愛人不倫

主に既婚男性と、独身女性の組み合わせで多いのが愛人不倫。いつか終わりを迎えるのが前提の関係で、相手の女性は男性の経済力が狙いのケースが多いです。

男性が本気になるケースは少なく、女性の多くは家庭を壊す気はありません。不倫がバレそうになったり、女性の結婚がきっかけになり、あっさり関係が終了することもあります。

ただし、相手の女性が本気になってしまうケースも、否定できません。その場合は、修羅場に発展する可能性が高いでしょう。

②あくまで恋愛を楽しみたいW不倫

お互い結婚しているにも関わらず、関係を持ってしまう不倫は、W不倫と呼ばれます。ゴシップで目にすることも多く、不倫といえばW不倫を想像する人も、いるのではないでしょうか?

W不倫は、お互い家庭が優先なのが前提です。恋愛のドキドキや、家では得られない安らぎを求める男性に、多いパターンといえます。

バレたときに、最も修羅場になりやすいのも、W不倫の特徴です。夫婦間の問題に限らず、子どもも巻き込む可能性が高いのも、マイナスイメージが大きい原因と考えられます。

▼W不倫の一例は、こちらの記事で詳しく解説しています▼

③上司・部下の関係に多い職場不倫

職場不倫も、不倫の中では定番といえるでしょう。日中同じ時間を過ごし、恋愛に発展しやすい状況があるのが原因のひとつといえます。

残業や休日出勤など、会うための口実づくりも、比較的簡単です。上司と部下の組み合わせに限らず先輩と後輩など、仕事の距離が近い組み合わせも目立ちます。

職場不倫は、バレたときのリスクが甚大です。社内にウワサが蔓延したり、どちらかが退職に追い込まれるなど、社会的制裁が大きなことを、忘れてはいけません。

▼職場不倫(社内不倫)について詳しく知りたい方はこちら▼

④インターネットの発展がもたらしたサイバー不倫

「不貞行為がなければ不倫ではない」と言いましたが、新しく出現してきた不倫のカタチを紹介しましょう。性的関係には至らないサイバー不倫です。

サイバー不倫とはメールやLINE、SNSを通じてやり取りを続けることです。しかし中には、性的な写真や動画を送り合うケースもあります。

メッセージのやり取りのみならば、不倫とはいえません。とはいえ、性的なやり取りがあれば、直接会って不倫関係になるのは時間の問題でしょう。

▼サイバー不倫について詳しく知りたい方はこちら▼

⑤再婚を視野に入れた離婚待ち不倫

「妻とは離婚する予定だから」というセリフは、不倫する男性の常套句。しかし、本当に離婚する予定で不倫する男性もいます。

妻のDVやモラハラ、浮気などで離婚を考えており、気持ちはすでに相手の女性に向いている状態です。しかし離婚するまでに、妻にバレたら、男性が不利になるリスクもあります。

さらに離婚までの期間が長引けば、女性がしびれを切らし、離れていくパターンも。再婚するカップルが、意外と少ないのも離婚待ち不倫の特徴です。

配偶者の不倫が発覚したときの対処法3選

顔を両手で覆い悲しむ女性と、それを見つめる男性

どんなカタチであれ、配偶者の不倫が発覚したときのショックは計り知れません。しかし不倫の種類によっては、夫や相手の女性に金銭的・社会的ペナルティを、課すことができます。

ここからは、配偶者の不倫が発覚したときの対処法を、3つ紹介します。ひとりで対処しようとせず、冷静に対応するのが解決を早めるコツですよ。

①夫婦で話し合い、本気かどうか問う

まずは不倫に至った経緯や、相手の女性に本気だったかを確認しましょう。それを聞いてから、再構築か離婚かを選んでも遅くはありません。

夫の証言は、音声データやメモに残しておくのが、おすすめです。夫婦で話し合い、約束事を決めたときも、書面に残しておくと安心できますよ。

②相手の女性に慰謝料請求する

不貞行為が認められた場合は、相手の女性に、慰謝料請求することが可能です。ただし手続きが複雑化するので、できれば弁護士に一任するのがいいでしょう。

しかし慰謝料請求には、注意点がひとつあります。それは夫が相手女性に、既婚者であることを隠して、関係を持っていた場合です。その場合、逆に慰謝料を請求される場合があります。

どちらにせよ、弁護士に相談するのが賢明です。離婚問題に強い弁護士であれば、不倫のトラブルもスムーズな解決が望めます。

③離婚に向けて行動する

不倫が発覚した時点で、すでに離婚を決めている場合は、証拠集めに乗り出しましょう。夫の有責で離婚するには、不貞行為と認められる証拠が必要だからです。

証拠集めには、弁護士や探偵など、プロの力を借りるのが1番です。弁護士が探偵を紹介してくれる場合もありますが、自分で興信所を頼る選択肢もあります。

ただし子どもがいる場合は、子どものケアも忘れてはいけません。両親や友人など、信頼できる人の協力も得ながら、有利に離婚を進められるよう、行動しましょう。

夫の不倫をひとりで抱え込まないで

不倫をされると、自分を責めてしまう女性が多いもの。しかし「自分が悪かったんだ…」と、ひとりで抱え込むのはNGです。

インターネットの発展もあり、不倫の種類は、多岐に渡っています。夫の不倫が発覚したら、弁護士など専門家に相談しつつ、自分の幸せのために冷静に行動してくださいね。

ミツバナでは、悩める夫婦関係に関する記事を、随時更新中!こちらの記事も、ぜひお読みください。

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