世にも恐ろしい女の憎悪。浮気をしたパートナーへサレ妻が下した制裁

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フリーの旗を持ち、こちらを見下すようにみる女性

浮気の基準は人それぞれですが、ここでの浮気とは=不貞行為があったことを基準のラインとした、いわゆる「サレ妻」にスポットを当ててみました。

世の女性たちの「浮気」への許容範囲から、浮気した相手への制裁手段および、実際に下したこわ〜い復讐エピソードなどをご紹介します。

浮気への制裁 男女の本音

裁判長の小槌

パートナーの浮気は許す?

オリコンが既婚者715名を対象に聞いた浮気への許容度調査の結果

Q.パートナーの不倫は許す?

許せる 3.8%
ばれなかったら許せる 11.0%
許せない 51.6%
わからない 33.6%

こちらのアンケート結果に男女差はほとんどなく、「浮気」を許せるとの答えはわずか3.8%。ばれなかった許せるとの回答も。逆をいえば「発覚したら許せない」という意味合いなので、「浮気は許せない」としてカウントしていいと思います。そのため、ほんとんど世の既婚男女の見解は「浮気は許せない」と認識していいでしょう。

参照元:オリコンニュース

浮気がバレた時の旦那の思考

浮気がバレた時の夫の心理としては、大きく以下の3パターンに分類することができます。

1.家庭(妻)が一番大切、浮気相手とはすぐに別れるようとする
2.浮気相手と別れには未練があるが家庭は壊したくない
3.浮気相手が本命。妻とは離婚をしたいと思っている

浮気への「制裁」と言う意味合いにおいては、浮気した旦那がどのタイプの心理であるかが「鍵」となりますね。

浮気の制裁 証拠集め

力強く見つめる瞳

浮気の制裁である、不貞行為が問題の裁判では肉体関係があったか否かが焦点となります。浮気の証拠を集めるには、必ずこの点が重要になってきます。

1.メッセージアプリのやりとりを記録

LINEやメールなどで、単にラブラブなメッセージのやりとりをしていただけでは、不貞行為を認めさせる証拠とはなりません。二人でラブホテルに行ったなど、性的行為があったと推測される場所への宿泊を、におわせているような内容は証拠としての効力が出てきます。もし、そういった証拠がある場合はスクショなどで記録を確保しておきましょう。

2.クレジット明細・レシートを調べ

ラブホテルのレシートは、夫への慰謝料請求する際、肉体関係を持ったことを直接的に予想される物として、ある程度の強い証拠となるでしょう。しかし、誰と入ったかまでは特定できないため、不倫相手まで訴える事はできないようです。

また、シティホテルのダブルルームに宿泊した明細なども効力は弱いです。「ホテルには一人で泊まった」などと言い訳されては、誰かとの肉体関係があったとまでは断定できません。

ただし、1でご紹介したメッセージアプリでのやりとりと、これら領収書を組み合わせることで、強い物的証拠となりえるので、これらの明細をみつけた時は、必ず保管しておきましょう。

3.写真

単に2人が寄り添うラブラブな写真だけでは、不貞行為の証拠としては弱いでしょう。

浮気相手と二人でホテル撮影されたと思われる写真、二人がラブホテルに入る所、ホテルの部屋に入っていく所、日帰りでは帰って来れない場所(海外など)、もしくは相手が1人暮らしの場合、家に入っていく写真なども、1.2と組み合わせていくことで、大きな証拠となっていきます。

また、証拠集めの手段として、写真には位置情報が埋め込まれている場合もあるので、これらを用いてチェックすると効率的です。

4.探偵にお願いする

これまで、ざっと肉体関係を匂わせる証拠集めをご紹介してきましたが、これらを個人で調べることは、なかなか根気がいります。

更に、無理な集め方をすると、証拠どころか自分が不利になる可能性もあるでしょう。そういったリスク回避のためや、浮気の確証はあるけど、証拠をなかなかつかみきれないといった場合は、プロ(探偵事務所や興信所)に調査してもらうのも、選択肢の一つです。

費用は案件によって、差の変動はあると思いますが、大抵の事務所では1時間2万円程度。充分な証拠を確保して報告書をもらう場合は、トータルで10万〜30万程度を見込んで依頼するといいでしょう。

浮気の制裁 裁きの時間

格闘技姿でこちらに向き、拳を構える女性

慰謝料請求

物的証拠を確保し、パートナー浮気が発覚が確定した場合、離婚をする・しないにかかわらず、慰謝料の請求が可能です。請求先は、配偶者と浮気相手の両方でも良いですし、どちらか一方だけの請求もできます。

しかし、慰謝料の二重請求はできません。ここでいう二重請求とは、既に一方から正当な慰謝料を受け取っているにもかかわらず、もう一方にそれ以上(正当な慰謝料額を上回る金額)の請求はできないとの原則です。

これらに注意し、自分の意思(制裁)に沿った形で、慰謝料請求をします。

▷慰謝料の相場などを紹介した関連記事:いけない恋は蜜の味。急増するダブル不倫とは?禁断の恋愛にハマる男女の恋路事情

接触禁止要求

浮気発覚後に離婚はしないという選択をした時は特に、浮気相手との関係の継続を阻止したいでしょう。

慰謝料請求とともに、浮気相手に対し、自身の夫との接触を阻止するため、「金輪際、関わらない」との合意を取り付ける「接触禁止要求」が効果的です。

その際に、接触禁止の約束を破った場合には、違約金を支払うとの旨の合意書を作成することもポイントです。

もっと詳しく知りたい場合はこちら:アディーレ法律事務所

離婚

パートナーの不貞行為が認められた場合、法定離婚事由となります。法定離婚事由になると、裁判所の判決により、相手の同意がなくとも離婚が可能です。

浮気の証拠を武器に、有利に離婚裁判を進められ、「離婚はしたくない」と思う旦那には、一番の不倫を犯した罪への厳しい制裁となりうるでしょう。

浮気の制裁リアルエピソード

イエス・キリストの十字架

社会的制裁

私も通う美容院で働く女性美容師と浮気をしていた夫。旦那には勿論、既婚者と知りながら関係を持っていた相手にも憎悪がわき、制裁を課すことに。彼女が働く美容室に「客である既婚男性(自分の旦那)と不倫をしていた」という事実を内容証明との形で送りつけました。この結果、相手の職場での立場を弱くさせ、信用をなくし、職を失わせるとの、社会的制裁に成功しました。「人のものに手を出しておいて、そのままこれまでのような生活ができると思うなよ」というのが私の言い分です。

40代 会社経営

許さないから別れない

旦那の浮気発覚後、その態度、開き直りから、浮気相手へ本気になっている事を察しました。その為、離婚をするとの決断は相手側が望むことであって、決して、この不倫に対しての罰にならない…それどころか、望みを叶える結果になってしまいます。不貞行為を犯した側から、離婚請求はできないので、私はあえて「離婚をしない」との選択をしました。更に慰謝料請求と共に、今後の双方への接触禁止要求を合意させ「許せないから、絶対別れてやらない」との復讐を実行中です。

30代 パート主婦

浮気を繰り返す夫への制裁

結婚前から浮気癖のあった夫。婚姻後の3度目の浮気の発覚後、いよいよ堪忍袋の緒が切れました。しかし、当時の私は、専業主婦であったため、経済的に不安があり、すぐに離婚とはいきませんでした。まずは、旦那の望み通り、再構築を承諾する代わりに、慰謝料の支払いと、「今後、私のタイミングで無条件で離婚する」との契約書と離婚届けも書かせました。その後、職をみつけ働き出したわたしは、経済的にも安定し、その職場関係で、いい出会いにも恵まれ、いよいよ、くそ夫との離婚を切り出しました。夫はしょうにもなく、ゴネだしましたが、契約書も離婚届けも用意していた私は強い立場で進めることができ、離婚できました。離婚後、すぐに新しい彼と交際し幸せになる私を横目に、自分は浮気するくせに、私に依存していた元夫は、そのあと抜け殻のようになっていたとの事でした。

30代 会社員女性

浮気への制裁は心の傷の表れ

浮気への罰…裏切りに傷つき、それが憎悪となり、復讐(制裁)へとつながる。それほど心を痛め、苦しんだ事の現れです。しかし、いきすぎた制裁は逆に訴えられたりして、自分を不幸にしてしまう事もあるでしょう。

「決して許さない」という気持ちは十分に理解ができますが、自分がもっと不幸になるような結果にはならぬよう、その点だけはしっかりと注意してくださいね。

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