この記事にたどりついたあなたは、自分が恋愛依存症かもしれないと不安になったり、辛かったりして、現状を何とかしたいと思っているはずです。
そこで、今回は「恋愛依存症」になりやすい女性の特徴と抜け出し方をご紹介します。
ぜひ参考にしてください。
恋愛依存症とは
恋愛依存症とは、自分よりも相手を優先し、常に相手にあわせて行動してしまう状態をあらわす言葉です。
精神科・心療内科の診断ガイドラインに「恋愛依存症」という疾患名はありません。
しかしながら、アルコール依存症やギャンブル依存症といった他の依存症同様に、日常生活が正常に機能しない深刻な状態に陥るケースは実際に存在します。
相手のことが好きで恋人同士になれたわけですから、ある程度、彼との関係が心に影響を及ぼすのは自然なことです。
ただ、彼なしでは生きていけない、常に彼のそばにいないと不安、といった彼中心の生活になってしまうと、常に不安や嫉妬がつきまとい、自分を見失ってしまうこともあります。
この「相手中心」という心情が恋愛依存症の特徴です。
恋愛依存症の特徴5つ
恋愛依存症に陥っている人の特徴をまとめてみました。
自分にあてはまるものがないかチェックしてみてください。
恋人から連絡がないと不安
恋愛依存の女性は、恋人からの返信やLINEの未読・既読に対して非常に敏感です。
仕事中でも常にスマホを意識しているということも。
「未読ということは嫌われたのかな」と彼にブロックされていないかを気にしたり、彼からの返信が少し遅かっただけでも不安に陥り、追撃LINEを繰り返したりする傾向があります。
イライラと不安をコントロールすることができずに、気持ちを彼にぶつけてしまい、うんざりされてしまいます。
仕事や友達よりも恋人が優先
恋愛依存症になると「今日会えない?」と急な恋人からのお誘いには、仕事も友達との約束も投げ出して出向く傾向があります。
付き合いたての頃は友達も理解を示してくれるかもしれませんが、繰り返すようになると信頼を失います。
すぐに体の関係をもつ
知り合ってすぐの相手とセックスをしてしまう女性も恋愛依存の傾向にあります。
セックスをしている間だけは、相手に求められていると愛情を感じられるためです。
「自分は女性として求められている」「自分は愛されている」という感覚がないと、自分は価値がないと思い込んでしまうのが原因で、これは自己肯定感の低い女性の特徴でもあります。
恋人に尽くし過ぎる
恋人のために何かしてあげたいという心理を否定はしませんが、自分のことを後回しにしてまで相手の望みをかなえようと行動をするのは、恋愛依存症の可能性が高いです。
どんなに自分が忙しくても彼のために時間を作ったり、挙句の果てにはお金をあげたり。
そんな無理をして恋人に尽くすことは、愛情ではありません。
また、恋人に尽くしすぎると、気が付かないうちに相手と対等な関係でいられなくなってしまうということもあります。
基本的にヒマである
実は、恋愛依存症の女性はヒマな人が多いのです。
一人の時間ができるとすることがない、ずっとスマホをながめて彼からの連絡を待ってしまうという行動は恋愛依存症によく見られます。
また、恋人が途切れない人も恋愛依存症予備軍。
モテるからというより、空いた時間にやることがないので、恋で自分を埋めようとしているのです。
基本的にヒマなので恋人がかまってくれないと不安や嫉妬の感情に苦しむようになります。
恋愛依存症の3つの抜け出し方
恋愛依存症は、友達や恋人との関係に悪影響ばかり。
感情のコントロールができなくなり、あなたの日常生活に支障をきたしてしまうようになります。
恋愛依存症を克服しない限り、あなたはしあわせにはなれません。
そこで、恋愛依存症を抜け出す方法を3つお伝えします。
少しでも辛い思いを抱えたあなたの役に立ちますように。
幸せになれないことを理解する
恋愛依存症から抜け出さないと、幸せにはなれないということを客観的に理解しましょう。恋愛依存に陥ると、常に愛情に飢えている状態になり「不安」「嫉妬」「執着」といったネガティブな感情ばかりが起こります。
そんな気持ちを抱えた日常を幸せだと思えますか?
まずは、客観的に自分と向き合い、恋愛依存にはメリットがないことを知りましょう。
仕事や趣味に打ち込む
仕事や趣味に打ち込むことは、あなたにメリットしかありません。
何かに夢中になっている間は恋人のことを考えなくてすみますし、ヒマをもて余すこともなくなります。
さらに、仕事のスキルがあがると達成感を感じることができ、新しい趣味を見つけると彼と過ごす時間以外に喜びを見出せるようにもなります。
彼のことばかり考えないようにするためには、意識的に心を他のことに向けることが大切です。
規則正しい生活を送る
流行りの朝活や運動をするなど、規則正しい生活を心掛けてください。
朝早く起きることを意識すれば、夜遅くまで恋人からの連絡を待つこともなくなります。
少しでも体を動かすことはストレス解消につながり、栄養バランスの良い食事は心身を健康に導きます。
基本的なことですが、自分の心と体を大切にする時間をもつことから始めてください。
きっと依存している心や考え方がカタチを変えていきますよ。
まとめ
今回は、恋愛依存に陥りやすい女性の特徴と抜け出し方をご紹介しました。
恋愛依存を治したいと思っている方は、自分の本当の心と向き合い、今のままでは幸せになれないことを知ることから始めてください。
そして、少しずつでよいので、自分の中の優先順位を恋愛でなく自分自身に置いてください。
それが、依存症からの解放の一歩となります。