不倫と聞くと、どんなことを想像しますか?実は不倫にも種類があり、オーソドックスなものから現代的なものまでさまざまです。
今回は男性の不倫の種類とそれぞれの特徴、配偶者の不倫に気付いたときの対処法を紹介します。現在、夫の不倫に悩んでいる人や、不倫について詳しく知りたい人はぜひ参考にしてみてくださいね。
浮気と不倫の違いとは?ポイントは不貞行為の有無
浮気と不倫の違いを説明する前に、それぞれの定義を確認しておきましょう。
- 浮気=パートナー以外の異性と交際すること
- 不倫=配偶者以外の異性と性的関係を持つこと
不倫はどちらか、または両者が結婚している状態で、関係を持ったときに使われる言葉です。また結婚しているにも関わらず、配偶者以外の異性と性的関係を持つことを、不貞といいます。
浮気と不倫の違いは不貞行為の有無が、判断を分けるポイントです。
▼浮気と不倫の違いを、より詳しく知りたい人は、こちらの記事もおすすめです▼
多様化する不倫の種類5選
不倫の共通点は2点あります。1つ目は、どんなカタチであれ関係が続くことを前提とせず始まること。もう1つは、配偶者をはじめ悲しむ人がいる点です。
それらを踏まえたうえで、不倫の種類を5つ紹介します。先ほど説明した通り、不倫は不貞行為があるものとして定義されますが、その他の不倫についても紹介していきますね。
①割り切った関係の愛人不倫
主に既婚男性と、独身女性の組み合わせで多いのが愛人不倫。いつか終わりを迎えるのが前提の関係で、相手の女性は男性の経済力が狙いのケースが多いです。
男性が本気になるケースは少なく、女性の多くは家庭を壊す気はありません。不倫がバレそうになったり、女性の結婚がきっかけになり、あっさり関係が終了することもあります。
ただし、相手の女性が本気になってしまうケースも、否定できません。その場合は、修羅場に発展する可能性が高いでしょう。
②あくまで恋愛を楽しみたいW不倫
お互い結婚しているにも関わらず、関係を持ってしまう不倫は、W不倫と呼ばれます。ゴシップで目にすることも多く、不倫といえばW不倫を想像する人も、いるのではないでしょうか?
W不倫は、お互い家庭が優先なのが前提です。恋愛のドキドキや、家では得られない安らぎを求める男性に、多いパターンといえます。
バレたときに、最も修羅場になりやすいのも、W不倫の特徴です。夫婦間の問題に限らず、子どもも巻き込む可能性が高いのも、マイナスイメージが大きい原因と考えられます。
▼W不倫の一例は、こちらの記事で詳しく解説しています▼
③上司・部下の関係に多い職場不倫
職場不倫も、不倫の中では定番といえるでしょう。日中同じ時間を過ごし、恋愛に発展しやすい状況があるのが原因のひとつといえます。
残業や休日出勤など、会うための口実づくりも、比較的簡単です。上司と部下の組み合わせに限らず先輩と後輩など、仕事の距離が近い組み合わせも目立ちます。
職場不倫は、バレたときのリスクが甚大です。社内にウワサが蔓延したり、どちらかが退職に追い込まれるなど、社会的制裁が大きなことを、忘れてはいけません。
▼職場不倫(社内不倫)について詳しく知りたい方はこちら▼
④インターネットの発展がもたらしたサイバー不倫
「不貞行為がなければ不倫ではない」と言いましたが、新しく出現してきた不倫のカタチを紹介しましょう。性的関係には至らないサイバー不倫です。
サイバー不倫とはメールやLINE、SNSを通じてやり取りを続けることです。しかし中には、性的な写真や動画を送り合うケースもあります。
メッセージのやり取りのみならば、不倫とはいえません。とはいえ、性的なやり取りがあれば、直接会って不倫関係になるのは時間の問題でしょう。
▼サイバー不倫について詳しく知りたい方はこちら▼
⑤再婚を視野に入れた離婚待ち不倫
「妻とは離婚する予定だから」というセリフは、不倫する男性の常套句。しかし、本当に離婚する予定で不倫する男性もいます。
妻のDVやモラハラ、浮気などで離婚を考えており、気持ちはすでに相手の女性に向いている状態です。しかし離婚するまでに、妻にバレたら、男性が不利になるリスクもあります。
さらに離婚までの期間が長引けば、女性がしびれを切らし、離れていくパターンも。再婚するカップルが、意外と少ないのも離婚待ち不倫の特徴です。
配偶者の不倫が発覚したときの対処法3選
どんなカタチであれ、配偶者の不倫が発覚したときのショックは計り知れません。しかし不倫の種類によっては、夫や相手の女性に金銭的・社会的ペナルティを、課すことができます。
ここからは、配偶者の不倫が発覚したときの対処法を、3つ紹介します。ひとりで対処しようとせず、冷静に対応するのが解決を早めるコツですよ。
①夫婦で話し合い、本気かどうか問う
まずは不倫に至った経緯や、相手の女性に本気だったかを確認しましょう。それを聞いてから、再構築か離婚かを選んでも遅くはありません。
夫の証言は、音声データやメモに残しておくのが、おすすめです。夫婦で話し合い、約束事を決めたときも、書面に残しておくと安心できますよ。
②相手の女性に慰謝料請求する
不貞行為が認められた場合は、相手の女性に、慰謝料請求することが可能です。ただし手続きが複雑化するので、できれば弁護士に一任するのがいいでしょう。
しかし慰謝料請求には、注意点がひとつあります。それは夫が相手女性に、既婚者であることを隠して、関係を持っていた場合です。その場合、逆に慰謝料を請求される場合があります。
どちらにせよ、弁護士に相談するのが賢明です。離婚問題に強い弁護士であれば、不倫のトラブルもスムーズな解決が望めます。
③離婚に向けて行動する
不倫が発覚した時点で、すでに離婚を決めている場合は、証拠集めに乗り出しましょう。夫の有責で離婚するには、不貞行為と認められる証拠が必要だからです。
証拠集めには、弁護士や探偵など、プロの力を借りるのが1番です。弁護士が探偵を紹介してくれる場合もありますが、自分で興信所を頼る選択肢もあります。
ただし子どもがいる場合は、子どものケアも忘れてはいけません。両親や友人など、信頼できる人の協力も得ながら、有利に離婚を進められるよう、行動しましょう。
夫の不倫をひとりで抱え込まないで
不倫をされると、自分を責めてしまう女性が多いもの。しかし「自分が悪かったんだ…」と、ひとりで抱え込むのはNGです。
インターネットの発展もあり、不倫の種類は、多岐に渡っています。夫の不倫が発覚したら、弁護士など専門家に相談しつつ、自分の幸せのために冷静に行動してくださいね。
ミツバナでは、悩める夫婦関係に関する記事を、随時更新中!こちらの記事も、ぜひお読みください。
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