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美容整形にはどのくらいの費用が必要?相場や必要資金の準備方法を徹底解説!

綺麗な女性

「今より美しくなりたい」という願いは、女性なら誰もが持っているはず。おしゃれやメイクだけでは、自分のコンプレックスをカバーしきれない…と、美容整形をしたいと思っている人もいるかもしれませんね。
しかし、整形というと高額なイメージもありますし、金銭的に整形は難しいと諦めている人もいるでしょう。

この記事では、整形に興味がある人向けに、人気メニューにしぼって費用の相場や支払い方法についてご紹介します。整形は高額だから……と諦めている人も、整形が現実的なものになるでしょう。

規模別!美容整形の費用相場

女性の顔

美容整形に必要な費用は、整形の種類や部位によって大きく異なります。特にプチ整形と本格的な整形では、その費用の差は数十万にものぼるのです。

そこでまずは、人気の整形メニューにしぼり、プチ整形と本格的な整形にわけて費用相場をご紹介します。
(※ここでご紹介する費用はあくまで目安で、実際の費用とは大きく異なる場合もあります。)

プチ整形の費用相場

施術方法 費用相場 備考
二重まぶた(埋没法) 6万円〜15万円 手軽に二重になれる最もメジャーなプチ整形
涙袋形成(0.1cc) 1.5万円前後 仕上がりの大きさによって料金加算
ヒアルロン酸注入(0.1cc) 1.5万円前後 鼻やフェイスラインなどに使える
シミ・そばかす取り 2~5万円 範囲によって大きく費用が異なる

プチ整形くらいなら、このように数万円くらいの費用で整形が可能です。
ただし、プチ整形は時間が経つと元に戻ってしまうものもあり、維持するためには何度も施術を受けなければならないこともあります。
そのため、経過についてもクリニックに確認しておきましょう。

本格的な整形の費用相場

 

施術方法 費用相場 備考
二重まぶた(切開法) 20万円〜38万円 半永久的に二重になれる
目頭切開 15万円〜40万円 二重施術、目尻切開とよく併用される
目尻切開 20万円〜30万円 二重施術、目頭切開とよく併用される
プロテーゼ挿入(鼻) 17万円〜35万円 半永久的に効果が持続する
あご削り 100万円前後 骨を削るため高額
エラ削り 130万円前後 骨を削るため高額

本格的な整形となると、費用が数十万単位に跳ね上がります。特に骨を削るような大掛かりな手術は数百万にのぼることも。

目のメニューは、二重+目頭切開+目尻切開のセットで行う人も多く、総額にするとこちらも100万円近くかかることもあります。

美容整形の費用の支払い方法

お財布とクレジットカード

プチ整形くらいなら、少しお金を貯めておけば支払えそうですが、本格的な整形となると高額すぎて手が届かないと感じた人もいるでしょう。

しかし、美容整形にはさまざまな支払い方法があり、分割すれば十分手が届く額で整形をすることも可能です。高額だからと諦める必要はないのです。
では、具体的に、美容整形にはどんな支払いが利用できるのでしょうか。

現金一括・クレジットカード一括払い

美容整形は分割払いでの支払いをする人が多いですが、もちろん一括払いも可能です。一括払いなら金利がなく、総額ベースで言うなら一番安い支払い方法です。

現金一括でも支払えますし、クレジットカードの一括払いも可能。クレジットカードのポイントを貯めている人なら、カードを使った方がお得です。

ただし、一括払いをするなら、高額な費用をまとめて支払うだけの貯蓄が必要になります。
一気に貯蓄が減ると心許ないという人は、分割払いを選んだ方が良いかもしれません。

クレジットカードで分割払い

今現在、一括で整形費用を支払う資金がなかったとしても、分割なら支払えるという人も多いでしょう。

クレジットカードをお持ちなら、そのクレジットカード会社の規定に沿った分割払いが可能です。
利用額の上限や支払い回数、そしてそれに応じた金利などをあらかじめチェックしておきましょう。

回数を増やすと一回に支払う金額は少なくなりますが、金利手数料が増えるため、総額にするとかなりの価格差になってしまいます。
ですが、回数を少なくしすぎると、1ヶ月に支払う額が多すぎて、生活に支障をきたすこともあるかもしれません。
分割にするなら、自分に無理のない範囲でなるべく少なめの回数に設定するのがおすすめです。

医療ローン

医療ローンとは、医療行為に使えるローンのことです。
金利がクレジットカードのローンよりも安く設定されており、実は美容整形だとこちらを選ぶ人が多いです。

また、クリニックで医療ローンを紹介してくれることも多いですから、分割払いをするつもりなら、医療ローンをおすすめしているクリニックを選ぶと良いでしょう。

クリニックが独自で金利を負担してくれるケースもあります。医療ローンを使う予定なら、金利についても確認しておきましょう。

後悔しない美容整形クリニックの選び方

微笑む女性

プチ整形であっても本格的な整形であっても、美容整形には決して安いとは言えない費用がかかります。それだけのお金をかけて満足いく結果になれば良いのですが、後悔する結果になるとつらいでしょう。

ここからは、後悔しない美容整形クリニックの選び方をご紹介します。
費用の安さだけではなく、他のポイントにも目を向け、じっくり選んでくださいね。

モニターやキャンペーン割引の有無をチェック!

美容整形クリニックでは、モニター割引やキャンペーン割引などが開催されていることがよくあります。美容整形をする際には、こうした割引を使うのがおすすめです。

割引があれば、それだけ費用を抑えることができます。高額な費用を少しでも抑えられれば、整形にも踏み切りやすいのではないでしょうか。

カウンセリングやフォローがしっかりしているところを選ぶ

いくら費用が安くても、サポート体制が整っていないと整形を後悔することもあります。ですから、クリニックがカウンセリングやフォローをしっかりしてくれるかどうかはとても重要です。

美容整形クリニックでは、整形の契約の前に無料のカウンセリングがあることがほとんどです。
この際に、どのくらい丁寧に説明があったか、またアフターフォローはどんなものがあるのかを確認し、しっかりフォローしてもらえそうなクリニックを選びましょう。

また、ネット上の口コミも参考程度にチェックしておいても良いですね。

通いやすい場所にあるクリニックがベター

美容整形は一度行けば良いのではなく、経過観察などのために継続して通う必要があることがほとんどです。ですから、クリニックを選ぶ際には通いやすい場所にあるクリニックを選びましょう。

通いやすくなければ、途中で行かなくなってしまうかもしれません。
しかし、行かなくなってしまうと、仕上がりが良くない結果になることもあります。ですから、アクセスの良さも重要なのですね。

実績数が多く信頼性の高いクリニックがおすすめ

実績がたくさんあれば、成功例も多いはず。特に大掛かりな整形をする場合は、実績数の多い経験豊富なクリニックの方が安心です。

とは言え、実績が多くても質が良くないケースもありますから、クリニックを決定する前に口コミや評判を確認しておくことをおすすめします。

美容整形は意外と気軽にできる!初めてならおすすめはプチ整形

今回解説した通り、プチ整形以外の美容整形はたしかに高額です。しかし、分割払いや医療ローンといった、毎月の負担額を減らせる支払い方法も準備されていますから、美容脱毛と同じくらい気軽にできるメニューもあるでしょう。

実は日本でもプチ整形をしている人はかなりいます。高額な美容整形に抵抗や不安があるなら、まずはプチ整形からはじめてみてはいかがでしょうか。

整形女子に対する男性のホンネってどうなの?と気になる方は、下記記事も参考にしてみてください。
>>整形女子をどう思う?最近の美容整形事情&整形に対するみんなの回答♪2022

妊娠中絶手術にかかる費用の相場は?払えない時の対処法も紹介

婦人科医と患者

妊娠中絶は、女性にとって、経済的・精神的・体力的にも大きな負担を伴う選択です。しかし、誰にも相談できずに一人で抱え込んでしまう人もいるのではないでしょうか。

この記事では、人工妊娠中絶手術にかかる費用の相場と、中絶費用が払えない時の対処法、妊娠にかかわる悩みを話せる相談窓口を紹介しています。

中絶費用の目安は7万円~60万円前後

お腹をおさえる女性

人工妊娠中絶にかかる費用の目安は、妊娠初期ではおおよそ7万円~20万円妊娠中期ではおおよそ30万円~60万円前後といわれています。はじめに、費用の詳細を解説します。

中絶手術は保険適用外

中絶にかかわる検査費用・手術費用・麻酔代・薬代などには、原則健康保険が適用されないため、すべて自費負担となります。

妊娠12週以降の中期中絶では、母体保護に必要と医師が判断した場合(流産など)のみ、保険適用が可能です。

そのため、経済的な事情や、望まない妊娠を理由とした中絶は、妊娠初期・中期問わずほとんどのケースで保険が適用されないことになります。

費用は医療機関によって異なる

中絶手術の際に発生する費用は、受診する病院やクリニックによって異なります。

医療機関の中には、妊娠中絶にかかわる相談料・診察料・検査費用などを無料としているところもあります。

できるだけ費用を抑えたい場合は、事前に近くの医療機関に問い合わせて、確認しておくとよいでしょう。

妊娠理由によっては助成金を受けられる

妊娠の理由によっては、公的な助成金を受けられる場合があります。

たとえば、性犯罪被害による妊娠の場合は、警察が中絶費用の一部または全額を負担してくれることがあります。

ただし、助成金を利用するには、警察への相談が必要です。

電話相談窓口である「性犯罪・性暴力被害者のためのワンストップ支援センター」のサポートを受けながら進めることをおすすめします。

妊娠週数による負担の違い

腰をおさえる女性

中絶手術ができるかどうか・手術にかかる費用・手術方法は、妊娠後の経過日数によって異なります。ここでは、妊娠週数による違いを解説します。

中絶手術が可能なのは21週6日目まで

妊娠週数は、「最後の月経の開始日」を妊娠0週0日と計算します。

人工妊娠中絶手術を行えるリミットは、法律の「母体保護法」により、22週未満(21週6日目まで)とされています。

そのため、22週目以降は、どのような理由があっても中絶手術を行うことができません。

一般的に、女性が妊娠に気付くタイミングは、妊娠4週目~5週目が多いと言われています。

中絶を選択する場合は、1日も早く手術をした方が女性の体への負担は小さくなります。

妊娠初期の場合(12週より前)

妊娠初期の場合、中絶手術にかかわる費用は、7万円~20万円前後とされています。

妊娠週数が経過するにつれて胎児が大きくなり、手術の難易度が上がるため、費用は高額になります。

手術方法は、掻爬法(そうはほう)または吸引法です。 麻酔を使った15分ほどの手術で、痛みや出血が少なく、当日中に日帰りできる場合が多いと言われています。

それでも、精神的な負担を考慮して、できるだけ休む期間をとった方がよいでしょう。

妊娠中期の場合(12週~22週より前)

妊娠中期の中絶手術にかかる費用は、おおよそ30万円~60万円前後とされています。

妊娠初期と同じく、妊娠週数が経過すればするほど費用は高くなります。

手術方法は、子宮口を開く処置を行った後、人工的に陣痛状態を作り、胎児を取り出す方法です。

妊娠中期の場合は、手術による体への負担が大きいため、数日間の入院が必要とされています。

中絶費用が払えない時の対処法

電話をする女性

妊娠中絶を考えている人の中には、経済的な理由で費用が払えない場合もあるかもしれません。ここでは、中絶費用が払えない時の対応方法を紹介します。

パートナーに費用を請求する

中絶費用は、女性にかかる精神的・肉体的・経済的な負担を考慮して、男性側が支払うケースも少なくありません。

しかし、女性の中には「相手に負担をかけたくないから相談できない」という人もいるでしょう。

それでも、あなたが妊娠した事実を知ることは、パートナーにとっても大事なことです。

自分ひとりではどうにもできない時は、相手の男性に相談することも考えましょう。

両親・兄弟・親族に相談する

妊娠したことを家族に言いづらいと感じる人も多いでしょう。

しかし、中絶手術は女性の心にも体にも大きな負担を伴うため、できるだけ家族のサポートが得られると安心です。

また、未成年者の場合は保護者の同意書が必要な場合があるので、早いうちに相談することをおすすめします。

分割払いを利用する

中絶費用を自分で用意する場合、クレジットカードで払える医療機関であれば、分割払いに対応していることもあります。

クレジットカードを利用すれば、引き落とし日までに口座にお金を入金すれば間に合います。

また、多くのクレジットカード会社は、「2回払いまで」であれば手数料は無料で利用できるので、検討してみるとよいでしょう。

各都道府県の妊娠相談窓口

パソコンを操作する女性

「妊娠したかもしれない」「誰にも相談できない」という人は、各都道府県の相談窓口を利用する方法もあります。ここでは、2つの窓口を紹介します。

一般社団法人全国妊娠SOSネットワーク

一般社団法人全国妊娠SOSネットワークのサイト

「一般社団法人全国妊娠SOSネットワーク」では、妊娠にまつわる日本全国の相談窓口を紹介しています。

窓口には、電話・メールまたはLINEで相談することが可能です。

また、「経済的な理由で病院にかかれない」「相手の男性のことがよくわからない」などのお悩み別の相談窓口や、利用できる公的制度もまとめられています。

一般社団法人全国妊娠SOSネットワークのHPはこちら

性犯罪・性暴力被害者のためのワンストップ支援センター

性犯罪・性暴力被害者のためのワンストップ支援センター

「性暴力被害者支援ワンストップセンター」は、性犯罪や性暴力に遭ってしまった人や、その家族向けの相談窓口です。

電話相談のほか、必要に応じて、医療機関や警察への付き添い、カウンセリング、法律相談などの支援を受けることもできます。 性犯罪・性暴力被害者のためのワンストップ支援センター のHPはこちら

中絶費用に悩んだら、医療機関や周囲の人に相談しよう

女性運動をする人

妊娠した女性の中には、さまざまな理由から中絶を選択する人もいるでしょう。

中絶するかしないかを決めるのは大きな決断ではありますが、体への負担と費用を最小限に抑えるためには、1日も早く手術を受けた方がよいとされています。

決断や中絶費用に悩んだら、一人で抱え込まず、医療機関や都道府県の相談窓口、周囲の信頼できる人に相談し、サポートを受けながら適切な対応を行っていきましょう。

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