パートナーの浮気に悩んだり、浮気をされているかも?と不安になったりした経験のある女性は多いはず。ですが、浮気のボーダーラインは人それぞれです。浮気を疑ったり不安になったりする前に、どこからどこまでが浮気なのかを確認しておけると良いですよね。
この記事では一般的にはどの程度だと浮気になるのか、どこまでなら許せるのか、男性・女性それぞれの視点も含めつつご紹介します。
パートナーが浮気しているかもと感じている人は、浮気かどうかの判断に役立ててくださいね。
異性との交流どこまで許せる?浮気のボーダーライン
彼氏や旦那が異性と交流しているだけで、「浮気かも?」と疑ってしまう人もいるでしょう。まずは、多くの人が浮気のボーダーラインとして挙げている行動を、その理由とともにご紹介します。
日常的なLINE・メールをする
日常的なLINEやメールくらいなら、たとえ相手が異性でもOKという声は多いです。社会生活を送っていれば異性との交流は避けられませんから、LINEやメールくらいで浮気だと判断するのは、少々現実的ではありません。
しかし多くの人がOKとするLINEやメールも、会話の内容によってはNGになることも。
たとえば、ただの連絡事項や同性の友人同士でもありえるような会話はOKとする人が多いですが、異性同士であることを感じさせる内容は「浮気」と思われやすいです。
2人きりで会う
パートナーが他の異性と2人きりで会うことには、否定的な男女も多い中、用事がある時やランチやカフェならOKと、状況によっては浮気ではないと判断されることも多いです。
ですが、2人きりで会うことを不自然な形で秘密にしたり、お酒が入ったりするのは、やめてほしいという男女がほとんど。全くやましい気持ちがなかったとしても、秘密にしたりお酒が入ることで、パートナーへの信頼度がグッと下がってしまうようです。
スキンシップのボーダーライン(ハグ・キス・セックス)
日本はスキンシップが当たり前の国ではないため、パートナーが他の異性とスキンシップすることに嫉妬する男女は少なくありません。
肩を軽く叩いたりするくらいで浮気と思う人は少数派ですが、手を繋いだりハグをしたりするのはNGという人も。一方で、軽いハグはOKとする人もいて、スキンシップのボーダーラインは人それぞれです。
特に女性はパートナーが他の異性とスキンシップをすることに厳しい人が多いです。しかし、男性は「キスやセックスからが浮気」という人も少なくありません。このあたりの男女差が、女性を不安にさせることもあるでしょう。
法律上の浮気(不貞行為)の基準
ここでは法的にどこからが浮気となるのか参考までにご紹介しておきます。
法律上、浮気・不倫とみなされるのは、肉体関係があったかどうかが基準です。つまり、セックスをしていなければ、「法律上」は浮気とはみなされません。そのため、前述で少し触れている「キスやセックスからが浮気」とする男性目線は、あながち間違ってはいないようです。
結婚している場合は、離婚や慰謝料請求の際に「相手の異性と肉体関係があったかどうか」は大事なポイントです。たとえ離婚する気がなかったとしても、状況証拠だけは押さえておくことをおすすめします。
婚約・婚姻関係がない場合は、たとえパートナーが他の異性とセックスをしたとしても、浮気として訴えることはできません。ですが、法律上でもこうなっている以上、他の異性とのセックスは、愛情があったかどうかにかかわらず「浮気」と判断して良いでしょう。
彼氏や旦那の浮気はどこまで許すべき?怪しい時の判断方法と対処法
一般的な見解はさまざまですが、法律的には「肉体関係があれば浮気」とされています。とは言え、セックス以外にも許容できない行動はありますよね。彼氏や旦那の浮気を疑っている人や悩んでいる人は、一体どこまでを浮気とみなせば良いのでしょうか。
肉体関係がなければグレーゾーン
前述のとおり、男性はキスやセックスをしなければ浮気じゃないと思っている人も多いです。そのため、彼氏や旦那が他の女性と2人きりで出かけていたり、ハグをしていたり、ちょっと色っぽい会話をしていたりしても、すぐに浮気と決めつけて責めるのではなく、まず話し合いをしてみましょう。
責めるように話すのではなく、自分自身がつらく悲しい思いをしていること、不安になることを伝えてみてください。大事なパートナーが傷ついていることがわかれば、案外すんなりとやめてくれるケースも多いんですよ。
頻繁に2人きりで飲みに行くのは釘を刺そう
彼氏や旦那が頻繁に他の女性と2人きりで飲みに行っていたりすると、不安になるのは当然。お酒が入れば理性がなくなる人は多いですし、ひょっとすると、それ以上のこともあるかもしれませんよね。頻繁に同じ女性と飲みに行っていて、あなたに内緒にしている場合は、浮気を疑っても良いでしょう。
ですが、こそこそしているわけではなく、あなたにも他の女性と飲みに行くことを報告しているなら、やましいことがない可能性は高いです。相手の女性のことをただの仲が良い友達だと思って、男性同士のノリで飲みに行っている……なんてこともあるでしょう。
こういったケースでは、お互いの「浮気に対する認識」にズレがあるかもしれません。本当にあなたの彼氏・旦那とその女性が、大親友レベルで仲良しの場合は、完全に飲みに行くのを禁止することは難しいでしょう。どこまでをOKとするか、しっかり話し合うことをおすすめします。
LINEやメールでいちゃついているのはOK?
2人で会っている様子はないけど、LINEやメールではまるで恋人同士のようにいちゃいちゃした文面が続いている。自分の彼氏や旦那が、そんなLINE・メールを他の女性と交わしていれば、浮気を疑ってしまいますよね。
ただし、本当に文字だけの関係で、実際に会っていないのなら、一般的には浮気と認められないことが多いです。そんなLINE・メールを見ただけで、浮気と騒ぎ立てるのは得策ではありません。この場合も、自分が嫌だと感じるなら、パートナーに伝えましょう。
ただ、このことについて訴えるなら覚悟も必要です。なぜなら、パートナーのLINE・メールを見たことで、あなた自身もパートナーからの信頼を失うからです。それで別れ話に発展するケースもあります。
本当に実生活では何もないなら、LINE・メールくらいはスルーするというのも、一つの手かもしれませんね。
浮気をどこまで許すかは自分次第!しかし判断は冷静に……
浮気をどこまで許すかというボーダーラインは人それぞれ。ですが、自分が嫌だと感じることを黙認し続けるとストレスになりますし、健康的な関係性を築けなくなってしまうでしょう。パートナーが異性と交流しすぎていて嫌だと感じるなら、まずは話し合いをしてみてくださいね。
ただし「これって浮気かも?」と思った時に、急にキレたりするのはNG。まずは自分が冷静な判断ができているかどうかを確認しつつ、穏やかな話し合いを心がけましょう。
浮気に対する認識が近い人とは、お付き合いがうまくいきやすいですから、最初からそういう相手を選ぶのも、浮気に苦しまないようにする一つの策かもしれませんね。