顔を寄せ合う男女

子どもたちの学校生活を、より良いものにするためのPTA活動。そんなPTA活動が、不倫の温床になっていることをご存知でしょうか?

この記事では、PTA不倫の原因や対処法、注意点について広く解説しています。パートナーがPTA不倫をしているのではないかと疑惑を抱いている人、PTA不倫について詳しくしりたい人は、ぜひ参考にしてくださいね。

そもそもPTA不倫とは?

男性の手に触れそうな女性

PTA不倫を説明する前に、まずはPTAについて確認しておきましょう。

PTAとは学校の先生と保護者を中心に、地域で協力し合い、子どもたちの学校・教育活動を支援する組織です。運動会などの学校行事をはじめ、防犯パトロールなどの活動がイメージしやすいのではないでしょうか?

そんな組織の中で、問題となるのがPTA不倫です。PTA不倫のほとんどは、保護者同士のW不倫ですが、中には保護者と先生での事例もあります。

また夫の地元で子育てをしている場合、夫が元カノと再会し、PTA不倫に発展するケースも…。今回は、なぜリスクの高いPTA不倫をしてしまうのか、理由や対処法を解説していきます。

PTA不倫が起こりやすい3つの理由

ハート型の黒い紙を手渡す手元

PTA不倫が起こりやすい理由はいくつか挙げられます。住んでいる地域が近く、保護者同士で共通の話題があることも、理由のひとつです。

今回は上記の他に、代表的な3つの理由について深く解説していきます。自分の地域のPTA活動に当てはめながら、確認してみてくださいね。

①PTA活動を通して定期的に顔を合わせる

PTAの役員になると行事はもちろん、そのための準備や会議で定期的に顔を合わせます。さらに行事後には、打ち上げと称した飲み会が開催されることも多く、交流の機会は少なくありません。

人間は繰り返し接触することで、好感度や評価が高まる傾向があると言われています。この現象をザイオンス効果(単純接触効果)と呼びますが、PTAの環境は、こうした心理傾向になりやすいと言えるのです。

②連絡先の交換がしやすい

PTAの活動によって、他の保護者とマメに連絡を取る機会が増えます。すると既婚ながら、異性と連絡を取ることへの抵抗感が、無意識のうちに減少してしまうのです。

またスマホの普及や、連絡ツールの多様化により、以前より個別に連絡を取るのが簡単な時代になりました。こういった時代の変化も、PTA不倫が起こりやすくなる理由と考えられています。

③PTA活動を口実に会う機会をつくりやすい

PTAの活動といった理由があれば、外出も怪しまれずにできます。仮に他の保護者に目撃されても、PTAを口実にしやすいのです。

つまりPTA活動を、不倫のアリバイ作りに利用することで、バレにくいと考えているのでしょう。加えて連絡を取る口実にもなるので、さらに不倫の深みにハマっていくケースもあります。

PTA不倫を疑ったときにチェックしたい3つのポイント

スマホを見ながらメモする女性

「もしかしたら夫がPTA不倫をしているかもしれない」と考えたとき、どうしても焦ってしまいますよね。しかしそんなときこそ、冷静に状況を判断するのが大切です。

パートナーにPTA不倫の疑いを持ったとき、チェックすべき3つのポイントを紹介します。状況判断には情報が欠かせませんので、順番に見ていきましょう。

①PTA活動の頻度はどのくらい?

イベント前など忙しい時期を除いて、週に何度もPTA活動があるとは考えにくいです。特に急な呼び出しや夜間帯の活動があるか、チェックしましょう。

また他のPTAのメンバーやママ友、学校の先生に活動頻度を聞いてみるのもおすすめです。活動の頻度を把握し、怪しい外出がないか、注意深く見ていくといいでしょう。

②学校以外の場所でPTA活動をすることはある?

イベントが行われる会場の下見や、買い出しなどPTA活動は学校外にも及びます。この点についても、先ほどと同様、周囲の人に聞いて確認しておきましょう。

学校外の活動がある場合、注目すべきは活動の時間帯。夜からの集まりや、長時間に及ぶ外出はかなり怪しいので、PTA不倫の可能性が高まります。

③LINEや電話など連絡を取るときの様子に変化はある?

現在はPTA活動においても、LINEなどのチャットツールが使われることが多いようです。以前と比べて、連絡が来る量や、そのときの夫の様子に変化はありませんか?

PTA不倫の場合、スマホを肌身離さず持ち歩くようになったり、深夜の連絡が増えた、などの変化があるようです。中には、SNSのDMでやり取りをする不倫カップルもいるようなので、スマホの使用時間にも注目しましょう。

パートナーがPTA不倫をしていたときの対処法3選

本や書類で顔を覆う女性

PTA不倫が発覚し、パートナーの裏切りが明るみに出たとき、そのショックは計り知れません。しかしPTA不倫の場合、対処の早さが、明暗を分けるポイントです。

ここからは、パートナーのPTA不倫が判明したときの対処法を、3つ紹介します。段階ごとに解説していくので、順番に確認してくださいね。

①お互いの家族同士で話し合う

まずはお互いの配偶者を交え、今後について話し合う方法があります。話し合いで決まった、もう2人きりで会わないなどの具体的な約束は、書面に残すと効果的です。

このとき相手に対して、転校や引越しを強要するのはNGです。最悪の場合、あなたが訴えられる可能性があるので、冷静な対応を心がけましょう。

②弁護士を挟んで慰謝料請求する

慰謝料請求に限らず、話し合いがまとまらない場合は、弁護士に依頼しましょう。特にPTA不倫は、W不倫のケースが多いので、慰謝料問題が複雑化する可能性が高いです。

相手の配偶者から、慰謝料請求される可能性も十分にあります。相手が弁護士を立てた場合、こちらも弁護士に依頼した方が、スムーズに解決できるでしょう。

③離婚に向けて動く

どうしても夫を許せない場合、離婚という手もあります。パートナーの不貞行為は、離婚事由に該当するため、相手の有責で離婚が可能です。

この場合、養育費や慰謝料については、弁護士などプロの力を借りるといいでしょう。しかしあくまでも、離婚は最後の手段です。子どもと自分の幸せを考え冷静に判断しましょう。

PTA不倫をうまく解決するために知っておきたい3つの注意点

指でバッテンをつくる子ども

パートナーがPTA不倫をしているとわかったら、感情のままに行動したくなりますよね。しかし行動によっては、あなたが不利になる場合もあるのです。

そこでPTA不倫をうまく解決するための3つの注意点をお伝えします。自分と子どもを守るためにも、やってはいけない行動を確認しておきましょう。

①相手の家に乗り込まない

PTA不倫が発覚したら、相手を懲らしめたい気持ちはわかります。しかし感情に任せて、相手の家に乗り込むのは控えましょう。

次に説明しますが、PTA不倫は地域が限られているため、近所に噂が広まりやすいです。相手の家に乗り込んでも、あなたにとってプラスになることはないと理解しておきましょう。

②保護者や近所にPTA不倫の事実を話さない

良くない噂が広まるのは想像以上に早いものです。もし自分から悪意を持って噂を流した場合、名誉毀損で訴えられる可能性があります。

また噂には尾ひれがつきもの。場合によっては、周りからPTA不倫を知らされたり、いじめられたりと、子どもにとっても悪影響です。言いたくなる気持ちをグッと堪え、関係者以外にPTA不倫について話すのはやめましょう。

③解決の手段に子どもを使わない

パートナーのPTA不倫に、腹が立つ気持ちはわかります。しかしそれは、相手の子どもを傷つけていい理由にはなりません。

相手の子どもから情報を聞き出したり、自分の子どもを使って、不倫の事実を探るのは御法度です。不貞行為の調査は、探偵や興信所といった、プロにお願いしましょう。

意外と身近なPTA不倫には、冷静な対応が必要

PTA不倫はバレたときに、相当なリスクがあります。しかし意外と身近に存在している事実は、否定できません。

もしパートナーがPTA不倫をしていたとしても、あなたは決して悪くありません。そのことを忘れず、子どものためにも、冷静に対応するようにしましょう。

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