「出産後のセックス再開のタイミングが分からない」「痛いって聞くけど本当？」「セックスレスになるかも」と不安になる気持ち、分かります。デリケートな問題なので、気軽に人に聞けないですよね。
そんな産後のセックスのぶっちゃけた本音を調査しました。セックスの再開時期や、セックスレスの原因も併せて紹介します。
出産後のセックス再開タイミングは1か月が目安
産後の1か月検診で母体に異常がなければ、セックスを再開しても大丈夫です。ただし、これはあくまでも目安です。帝王切開した人や体調が戻りにくい人は一旦様子を見ることをおすすめします。
個人差があるので、一か月が過ぎたから即セックスという考え方はやめておきましょう。それに、育児に手が一杯の状態なので「正直、無理！」と思っても、おかしくありません。
産後セックスレスになる原因
産後、セックスレスになる夫婦は少なくありません。産後のセックスレスになる原因として、下記4つが挙げられます。
- 産後のセックスが痛い
- 育児で疲れている
- セックスに関する考えの変化
- ホルモンバランスの変化
大きく分けて産後の疲れや育児など身体的な問題と、ホルモンバランスや母親としての自覚といった精神面の2つが考えられます。
産後のセックスが痛い
出産で患部の状態が良くないことが挙げられます。大丈夫だと思っていても痛みが走ったり、引きつった感覚などが不快に感じることもありますよ。特に帝王切開の場合だと術後の傷の痛みも相まり、余計に痛いと感じる場合が多いです。
少しでも痛みや不安を感じたら、無理にする必要はありません。出産前と同じ感覚でセックスできない可能性があることを、理解しておきましょう。
育児で疲れている
慣れない育児に疲れていて、それどころじゃない場合があります。いくら事前に育児について勉強していても、いざスタートすると思うようにいかず、戸惑うことばかりなので当然です。
育児で一番、削られるのが睡眠時間です。ただでさえ少ない睡眠をセックスに使いたくないという意見がありました。
セックスに関する考えの変化
恋人同士のセックスと夫婦としてのセックスに変化が起きることもあります。以前は愛情を確かめあうセックスだったのに、産後はまるで義務のように感じてしまうことも。
セックスの必要性が感じられなくなるに加えて、体型が変わって見られたくないという声もあります。
ホルモンバランスの変化
産後、女性は子育てに専念するので、男性との接触を拒否する傾向があります。これは生き物として当然の反応といえるでしょう。このホルモンバランスが原因でスキンシップが激変し、セックスレスにつながるのです。
産後に夫が生理的に無理になるケースも！
産後に「夫が生理的に無理になった」「夫に言われた一言に腹が立つ！」といった精神的なストレスでセックスが億劫になるケースもあります。
妻へのサポートが不十分なのに、セックスを要求する男性が意外と多いです。夫側の気持ちとしては「子供が産まれたから構ってくれない」といった不満があるようです。
授乳中に俺も混ぜてと言う
赤ちゃんの授乳中に、「僕も吸ってあげようか？」と、デリカシーのない一言を言われたという声も。授乳中のおっぱいは、赤ちゃんだけのものと思う女性がほとんどです。
本人は冗談のつもりかもしれませんが、女性には通用しません。
育児に協力しないのに求めてくる
産後は奥さんが赤ちゃんばかり構うのが気に食わないといった旦那さんもいます。それなのにセックスだけ求めてこられると、「私の苦労分かってる？」と文句を言いたくなりますよね。
いわゆる子育てと同時に旦那の育成も始めなくてはいけないケースです。赤ちゃんと旦那の板挟みでストレスが溜まるのも当然と言えます。
ただいるだけで腹が立つ
手伝いもしてくれる、育児に理解があるいい旦那さんなのに、何故か無性に腹がたつといった意見もありました。何かトラブルが起こったり喧嘩したわけでもないのに感じることがあるのです。
これは、産後のホルモン変化や精神が不安定なことが原因。今は気が立っているだけで、やがて落ち着いていくので安心してくださいね。
産後のセックスについては夫婦の話し合いが不可欠
産後のセックスは1か月が目安です。あくまで目安なので、体調や精神面を考慮して夫婦で話し合って決めることをおすすめします。
妊娠、出産、子育てといった理由から女性側の負担がかなり大きくなります。問題が深刻になる前にきちんと夫婦で話し合うことが大切です。
