結婚しても3組中1組は、別れを選ぶとされている現在。シングルマザーの存在も、めずらしいものではなくなってきました。
仕事に育児と日々がんばるシングルマザーですが、ふとしたときに「また恋がしたい」と感じる瞬間があるでしょう。
今回はシングルマザーの恋愛を、あるあるエピソードから解説します。「そろそろ恋愛してみたいかも」と思ったら、ぜひ読んでみてくださいね。
シングルマザーの恋愛はうまくいく?
冒頭でも触れた通り、結婚したカップルの3組に1組は別れているという現状があります。その結果、母子世帯数は約123万2000世帯。ひとり親世帯の内、86.8%を母子世帯数が占めています。
引用元:内閣府 男女共同参画局 母子世帯数及び父子世帯数の推移
さらに厚生労働省が、平成28年度に再婚に関する調査結果を発表しました。その結果によると、22.1%の女性が離婚後5年以内に再婚しています。
▼参考記事はこちら▼
・平成28年度 人口動態統計特殊報告「婚姻に関する統計」の概況
この調査では、子どもの有無は回答されていません。なのでシングルマザーの再婚率に限ると、もう少し低くなると予想できます。
しかし、これはあくまでも数字上の結果です。結婚までいかなくても、シングルマザーでも恋愛をする権利はもちろんあります。
シングルマザーの恋愛のプラス面、マイナス面を詳しく見ていきましょう。
【プラス面】知っておきたい、シングルマザーの恋愛あるある
あなたも感じているように、シングルマザーになってからの恋愛は、以前の恋愛と異なります。
独身時代はこまめに連絡を取り合い、休日はデートを楽しんでいた人も多いでしょう。しかし、シングルマザーとなると、LINEの返信すら難しいときがありますよね。
シングルマザーになって、恋愛に対する捉え方が変わる女性も多いです。そこで恋愛のプラス面を、シングルマザーなら共感する、恋愛あるあるとともにお送りします。
久しぶりのトキメキがうれしい
シングルマザーの多くは、1分1秒もムダにできない忙しい生活を送っていますよね。そんな中、久しぶりの異性とのLINEや女磨きが楽しい、と多くのシングルマザーが感じています。
離婚後は恋愛から遠ざかるのが、その理由です。恋愛の期間が空くと、恋愛のワクワク感がより新鮮に感じられます。
また恋をしたり彼氏ができて、きれいになっていくのもうれしいポイントです。女としての自信を取り戻していく過程を楽しめるのも、シングルマザーならではの恋愛でしょう。
孤独感が和らぐ
シングルマザーは離婚後、1人で自分と子どもの生活を守らねばなりません。そうなると、少なからず緊張状態になっています。
それゆえシングルマザーは、孤独感を感じやすいのです。相談相手・話し相手がいるのは、想像以上に安心感を感じます。
子どもとの生活も楽しいですが、大人との何気ない雑談が恋しいときがありますよね。そんなとき、彼の存在があなたの不安や孤独を埋めてくれます。
特に年下の男性からモテる
シングルマザーは「バツあり子持ち」に、コンプレックスを抱きがちです。しかし男性、特に年下の男性から人気なのを知っていますか?
男性の目には、シングルマザーは「自立している」と映るようです。また「母と女性のふたつの顔に色気を感じる」といった意見もあります。
またシングルマザーは、恋愛だけに集中できるわけではありません。恋愛は二の次、三の次といった姿勢も、年下男性が追いかけたくなる理由です。
【マイナス面】知っておきたい、シングルマザーの恋愛あるある
シングルマザーの恋愛は、楽しいだけではありません。もちろん、デメリットもあります。
しかしそれは、子どものことを思うからこそ。恋愛に慎重になってしまうのも、無理はありません。
そこでシングルマザーが、恋愛でぶつかりやすい壁を紹介します。事前に知っておけば、実際の恋愛とのギャップを減らせますよ。
シングルマザーであることを告白する瞬間が怖い
多くのシングルマザーが、相手にシングルマザーだと告げる瞬間が怖いと感じています。「引かれてしまうかも」「リアクションが想像できない」などが、主な理由です。
また告白するタイミングに悩む、といった声もあります。出会ってすぐ伝えるべきか、恋愛を意識してからにするのかは悩みどころです。
シングルマザーの恋愛では、避けられない悩みですよね。このタイミングについては、のちほど詳しく解説していきます。
電話・デートの時間が取れない
シングルマザーは仕事に加え、家事・育児もこなさなければなりません。なのでデートはもちろん、電話する時間も取れないデメリットがあります。
デートするにしても、遅い時間はほぼ無理でしょう。また夜のデートは、子どもの預け先がないといった問題にも直面します。
時間が取れないのも、シングルマザーの恋愛では悩みのタネ。すれ違いを防ぐためにも、相手に事情をよく理解してもらう必要があります。
彼氏と子供との板挟みになる
子どもに彼氏の存在を打ち明けるか、といった点もシングルマザー特有の悩みです。子どもに関する悩みは、自身の恋愛でも尽きません。
子どもの年齢によっては、父親とは違う男性を全く受け入れられないこともあります。子どもと彼氏が仲良くできるか、といった点は再婚を視野に入れている場合、かなり気になりますよね。
子どもと彼氏、両方の気持ちを考えると、苦しい立場に立たされてしまいます。子どもをケアできる余裕が、お互いに必要です。
シングルマザーの恋愛で気をつけたいポイント3選
あなた自身がいちばんわかっているように、シングルマザーは子どもが最優先です。恋愛も、子どもを優先するのが前提で進んでいきます。
どんな恋愛でも、困難はつきものです。それでいて子どもを傷つけず、あなたも楽しめる恋愛が理想ですよね。
そこで先ほど紹介した恋愛あるあるをもとに、シングルマザーが恋愛する上での注意点を解説していきます。
子どもを最優先にする
子どもを最優先にするのが、シングルマザーが恋愛するときの鉄則です。恋愛にハマりすぎると、子どもはそれを敏感に感じとります。
ほぼすべてのシングルマザーが、これ以上オトナの都合で子どもを振り回したくないと思っているはずです。
子どもは大人が思っている以上に、親の背中を見ています。子どもの人格形成や将来にも影響するので、節度のある恋愛を楽しみましょう。
シングルマザーであることは最初に伝える
出会い方によっては、あなたがシングルマザーだと知らない可能性があります。なのでシングルマザーであることは、早い段階で相手に伝えるのがおすすめです。
また子どもがいるのを隠しながら、交際を続けるのはかなり苦しいもの。彼に隠し事をしている罪悪感から、恋愛を楽しめなくなってしまいます。
本当に優しい男性であれば、あなたがシングルマザーなのはハンデにはなりません。勇気を持って、早めに伝えるようにしましょう。
カラダ目的・結婚詐欺の男性を見抜く
先ほどシングルマザーはモテるといいましたが、残念ながらその中には、カラダ目的の男性も少なくありません。シングルマザーは離婚後、オトコに飢えていると考える男性が一定数いるからです。
また再婚したいシングルマザーには、結婚詐欺目的で近づいてくる男性もいます。すぐに結婚を匂わす男性には、特に警戒してください。
カラダ目的・結婚詐欺目的の男性は、言動でわかる場合があります。甘い言葉にほだされず、慎重すぎるくらいで相手を選ぶのがいいでしょう。
あなたの魅力を理解してくれる男性を選んで
母である前に、あなたは1人の女性です。シングルマザーが恋愛をしてはいけないなんてことは、決してありません。
目指すべき恋愛は、あなたと子どもが笑顔になれる恋愛です。それを叶えてくれる男性以外はお断り!くらいの気持ちで、恋愛を楽しんでくださいね。
ミツバナでは恋愛に関する記事を、女性目線で続々公開中!こちらの記事も要チェックです。
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