ヌードの女性

昨今、性的な事にオープンになってきたとはいえ、日本にはまだまだ性に対して、タブー視する風潮が残っています。

例えば、友人間でセックスの話はしても、「一人エッチ」や「エロ動画の嗜好」などをオープンに話す事ってありますか?

多くの女性が「NO」と答えるかと思います。これらの話題は女性にとって、トップシークレットな内容であると、お互いにそれを認識をしているからこそ、むやみに踏み込めない領域なのです。

ヤマトナデシコ像の弊害

なぜ、私たちは「性」を内密なものにしてしまうのか?日本の女性のあるべき姿といわれる、ヤマトナデシコ像は「奥ゆかしい」「清純」「恥じらいを持て」と、控えめである事が良いとされています。

みなさんも心当たりがあるのではないでしょうか?幼少期からなんとなく「Hなことはいけないこと」と間違った性教育を受けてきた事を…。長年そんな風潮の下で育ってきた私たちは 性に関して「はしたない事」という概念が擦り込まれており、大概の人は大っぴらに話す事をためらってしまうのです。

女は性欲があまりない生き物説

一般的に、男性より女性は性欲が少ないとされています。それは性機能の違いによる通説ですが、SDGs(エスティージーズ)が掲げられるこのご時世、性欲だって千差万別、個体差があります。

男性にも性欲があまりない人がいるように、男性に勝る性欲マシマシ女子がいてもおかしくありません。しかし、性欲が多いとされる基準も実のところ、よくわからないのが現状です。実際、みんなが性に対してオープンに話せるようになった時、性犯罪を犯すような程の性欲ではない限り、「自分は性欲が強い」と思っている人でも、意外と平均的なのかもしれません。

みんな、本音を言わないけれど…

ここまで述べてきた通り、大抵の人は、自身の「性」を隠しています。そこで、気になる他人の本音…有名雑誌an・anの匿名アンケートによると、95%の女性が一人エッチ「オナニーをする」と答えています。

また、1万人規模の女性ユーザーを持つ、ある女性専門サイトのアンケート結果では、99%以上の会員がエロ動画の視聴経験があると…この結果は少し大袈裟な気もしますが、みんな、言わないし、聞けないだけで、ほとんどの女性が、一人Hもするし、エロ動画だってたくさん見ています。

男性のAVと誤った解釈

抱き合う男女

アンケート結果にもあるように、エロ動画に興味がない女性なんて、いないに等しいです。しかし、2,000年代の最初の頃までは、AV業界の主戦場はほぼ男性向けのものでした。

男性向けエロ動画には女性が求めるエロとの違いもあって「何でこんなに乱暴なの?」「気持ち悪い」などと粗悪(そあく)に感じる意見も多く、AVを好んで視聴するのは一部の性的に貪欲な女性達と誤った解釈をされ、一般的にはエロ動画は好まれないとされていたのです。

台頭し始めた女性向けエロ動画

転機が訪れたのは、2009年の夏、ananのセックス特集の付録であった、※:エロDVD:が大変な話題を呼びました。その大きな反響を皮切りに、日本の女性AV業界を牽引する、SILK LABO (シルクラボ)が女性向けAVレーベルを立ち上げたのをきっかけに、今日までに数多くの女性向けアダルト動画が作られるようになったのです。

性をタブー視する風潮が、女性の本音を分かりづらくしていた為に、女性の深層心理では、ずっと「女性が楽しめるAV」が求められていたのですが、こうやって遠回りをしてしまったのです。

※レーベルを立ち上げる前シルクラボが制作

アイドル的人気を博するエロメン6人

女性向けエロ動画が普及し始め、ここ10数年でたくさんの作品がこの世に生み出されました。勿論セクシー女優さんにも注目が集まりますが、女性向けエロ動画の醍醐味といえば、何と言っても男優(通称エロメン)さん。彼らなくして、女性のエロ動画の歴史は語れません。

そんな人気のエロ男優さんたちをここでは少し、ご紹介していきましょう。

 1. 鈴木一徹(いってつ)さん

AV男優

女性向けAV会でのカリスマ男優といえばこの人、鈴木一徹さん。彼の作品はこれまでに2,000本以上を超え、名実共にトップに君臨するエロメンさん。

そんな一徹さんも40歳を越えており、所属していたメーカーを卒業後、現在は自身でレーベル会社を立ち上げ、動画の配信などを主にご活躍されています。

鈴木一徹さんのTwitterはこちら

 2. 渡部拓哉(わたなべたくや)さん

AV男優

これこそ美男子。こんな王子のような容姿の男子のエチエチなところに、興味が湧かないはずがない!現在では元の名であった「渡辺大貴」と改名して、エロのない俳優としてご活躍されていますが、女性達の間ではエロメンとして、不動の人気を誇ります。

渡部拓也さんのプロフィールはこちら

3. 北野翔大(きたのしょうた)さん

AV男優

美術大学の写真学科を卒業後、原宿でスカウトされてこの世界に入ってきた、爽やか系エロメンさん。子犬のような可愛いルックスなのに、趣味は水泳というだけあって、体は程よい感じの細マッチョという、なんとも母性本能をくすぐるタイプです。

北野翔太さんのプロフィールはこちら

4. 上原千明(うえはらちあき)さん

AV男優

ファンを大切にする事が有名で、オフ会やサイン会などを開催し、アヒル口の可愛いルックスで、ファンを虜にする男優さんです。エロ作品に映る、アソコが話題となり、別名「サオ師」とも呼ばれています。

上原千明さんのプロフィールはこちら

5. 月野帯人(つきのたいと)さん

AV男優

ヌードモデル出身で高身長のストイックに鍛えられたボディーと、時折見せる屈託のない笑顔にファンはメロメロに。一徹さん・ムーミンさん・そして月野帯人さんのこの三人でエロメン三銃士と呼ばれ、これまでの女性AV会を盛り上げてきた立役者です。

月野帯人さんのプロフィールはこちら

6. 向理来(むかいりく)さん

AV男優

2017年にSILKLOBOからデビュー(デビュー当時の芸名は夏目哉大)。

弟系エロメンだとか、脱力系エロメンと称され、人気があり、台湾のイベントに参加した事がきっかけで、中華圏でもファンを獲得しています。AVファンの一部からカルト的に支持をされている男優さんです。

向理来さん(夏目哉大さん)のプロフィールはこちら

この他にも、魅力的なエロメンさんは沢山います。ミツバナでもそんな男優さんたちがご活躍される、女性向けエロ動画のサイトを紹介をした記事を掲載中↓

女性のひとりエッチにはアダルト動画!人気視聴サイトランキング

今宵はあなたなりの楽しみ方で、ごゆるりとエロ動画を堪能するのはいかがでしょ?

女性向けのエロ動画を見て、性に対してオープンになろう

つい数年前までの日本では、エロ動画は男性だけが見る物とされていたにもかからず、女性向けAVの盛り上がりで、その価値観がここ数年で変化してきたように、

”性”に対して、オープンになる意識改革は徐々に進んでいます。

若者から多くの支持を受ける、タレントでモデルの藤田ニコルさんは、有名人でありながらも”性”に関して、かなりオープンに踏み込んだお話をされる事で有名です。こういった発信力・影響力のある人の発言はその機運を一変させることがあり、もしかしたら、そう遠くない未来に、今とは逆に自分の性を隠す事の方が恥ずかしいとされる時代が来るのかもしれません。