早漏、遅漏な彼とのセックス。あなたはどっちのタイプとの相性がいいですか?そう聞かれても「そもそも早漏と遅漏とは何?」「挿入時間を平均にしたらどれくらい?」と少々基準がわかりづらいですよね。そんな個々で差がある男性の「射精」までの時間の悩みについて解説していきます。
早漏、遅漏、どっちもコンプレックスを抱えてる
平気的なセックスの挿入時間
まずは、早漏、遅漏の基準となるであろう、セックスの本番(挿入)時間についてお話しします。TENGAヘルスケア(性機能サポートアイテム等販売会社)の女性449名を対象とした調査によると、セックスの挿入時間の平均は11.2分という結果が出ています。
また、理想的な挿入時間の平均は9.7分と、実際より若干短めを希望する女性が多いことがアンケートから判明しました。あなたの経験値からこの結果をどう感じますか?
早漏と遅漏とは
先にお伝えした、平均的な挿入時間(11.2分)は、あくまで基準値です。平均以下だから早漏という訳でもなく、一般的な解釈として、早漏は挿入時間を1分未満(早く絶頂に達す人)早漏気味(そうろぎみ)は5分と保てない場合、遅漏気味は15分くらい。
遅漏は挿入から射精まで20分程(それ以上)かかってしまう方を指すようです。
早漏男性の悩み
早漏気味の男性は、「女性を満足させてあげれない」と性に対して自信を失っています。また、早くイッてしまうことは、恥ずかしいこととコンプレックスを抱えているようです。
なかには早漏を隠す為に、行為の前に一度オナニーをして抜いてから、セックスに挑むなんて人も。こういった不安からセックスを苦手とし、行為自体を遠ざけてしまう場合もあるようです。
遅漏の彼の努力
遅漏気味な彼も実は悩みを抱えています。長時間の挿入で女性に負担をかけていないか、セックス中に過度なストレスをもつこともあり、途中で萎えてしまう事もしばしば。
また、「どうにかイクため」に聴覚、視覚、臭覚を研ぎ澄まし、あらゆるエッチな想像など、陰ながら努力をしてセックスに望んでいたりするようですよ。
早漏気味な彼とセックスを少しでも長くする方
前戯は軽めに
早漏な彼は、敏感な体質なので、ちょっとした刺激でも”イッて”しまう恐れがあります。極端な話、彼への前戯はすっ飛ばしてもいいでしょう。おそらく、彼も前戯で終わってしまうよりかは、少しでもH(挿入)を楽しめる時間を稼ぎたいはずなので、男性自身がそれを望むことも多いと思います。
もしくは、年齢が若かったり、体力がある場合は、逆に前戯のフェラなどで一度抜いてあげてから、2回戦で本番行為を楽しむのもひとつの手です。
私への前戯はたっぷり
希望の挿入時間のアンケートでもわかるように、女性の多くは現実より、短めに終わる事を望んでいます。むしろ、ただ挿入時間が長いだけのセックスより、前戯でたっぷり絶頂を味わえたなら、そのあとの本番行為が短ろうとも、トータルで快楽をしっかり味わえるので、女性にとって最高のセックスになるはず。
お助けのラブグッズなどもうまく使いながら、たっぷりまったり、癒しの前戯タイムを楽しみましょう。
体位選びの工夫
彼とのセックスは男女が座って向き合った状態で交わる座位がおすすめ。視覚的にも早漏気味の彼は敏感なので、他の体部分が見えにくく、視覚的興奮を少し抑えることができます。
また座位は、男女ともに腰が動きづらい体位なので、動きによって一気にオーガニズムに達してしまう事態を防ぎます。目と目を合わせてキスや愛の言葉を交わしたり、挿入しながらもゆっくり、まったりとしたラブラブタイムを味わえるはずです。
遅漏な彼との疲れないH
オナニーの禁止
遅漏の彼にはオナニーを禁止するのも一つの手です。男性の生殖機能は、溜まれば溜まるほど早く出したくなるものです。そのため、遅漏の彼の中には、オナニーのしすぎで、なかなかいけなくなっている可能性も考えられます。
まずは彼に禁欲をしてもらえば、いざあなたとのセックスの際に解き放たれた時、これまでにないスピードでフィニッシュに至るかも♡
遅漏だからこそスローセックスがいい
遅漏だからこそ、スローセックスがしやすいです。遅漏の悩みについて記述した通り、遅漏男性の多くはセックス中に「早く逝かないと」と焦りを感じています。
その点、スローセックスはフィニッシュありきのセックスではないので、その焦りから解消されます。プレイだけに集中できるので、余分なストレスから解放され、自然体にセックスを楽しめるはずです。
休憩タイムで体の負担を軽減
女性の多くは長い挿入時間を好んでおらず、むしろ、早めを好む傾向にあります。これは、長く挿入している間に膣が乾いてしまったりして、性交痛を起こしてしまう事もあり、女性にとって長時間の挿入は体の負担になるからです。
そんな嫌なイメージがつく前に、遅漏気味な彼とのセックスはコーヒーブレイクと言ってはなんですが、そこそこの快楽を味わったら、一度休憩してみてはいかがでしょうか?気持ちよかったイメージをそのままに、少しブレイク時間を入れることによって、体の負担も軽減でき、新たなスタートがきれるはずです。
早漏は脳、遅漏は習慣病の疑いも
脳の病気をはらんでる可能性も
射精への時間は個性とはいえ、早漏の場合、医学的には脳の病気が原因の場合もあるのだとか。一説によると、早漏の原因は脳内のセロトニンというホルモンが関与していると言われ、それをコントロールする薬も存在するようです。
日本ではあまり馴染みないのですが、早漏(1分以内の射精)は海外では性機能障害として、多くは治療を行なっているそうです。
性習慣の見直し
間違ったオナニーが原因で遅漏になっている場合もあります。遅漏には、自慰行為では射精することができるのに、腟内ではできない人がいます。これは「膣内射精障害」と言われ、性習慣病であるそうです。
この場合、適切な方法で、射精を導くリハビリが必要があるそう。「もしかして、私の彼そうかも…?」と心当たりがある場合は、適切な治療で改善が見込まれるので、彼に相談をし、医院で診てもらうことをおすすめします。
私ができるパートナーへの寄り添い
性の相性はとても大事なこと。彼が早漏、遅漏でsexに不満を感じることがあるなら…相手のことを理解するためにも、まずはそれぞれの特徴を学ぶ必要があります。
その上で、パートナーと話し合い、改善できることは取り組んで、ひとえに性の不一致で片付けず、お互いにわかりあい寄り添う姿勢をとりましょう。