セックスの最中やセックス後に、痛みを感じたことがある女性もいるでしょう。一時的なものなら、あまり心配にはならないでしょうけれど、痛みが続いていて不安を抱えている女性もいるのではないでしょうか。
セックスをすると痛いという症状は「性交痛」と呼ばれています。
この記事では、性交痛に悩む女性向けに、セックス時の痛みの原因や対策をご紹介します。
セックスが痛い！考えられる6つの原因
セックスをすると痛い場合、その原因はいくつかの要素が考えられます。まずはセックスが痛いときに考えられる原因を6つご紹介します。
1. 前戯が足りていない
前戯が足りていないと膣の潤いが足りなかったり、身体の準備ができていなかったりして、痛みを感じることがあります。
この場合、前戯をしっかりすれば痛みは解消されますから、あまり心配はないでしょう。
2. 緊張している
女性の体はデリケート。緊張など精神的なストレスによって、愛液が十分に分泌されないこともあります。その状態だと膣に潤いが足りず、挿入時に痛みを感じてしまうのです。
また、緊張することで身体がこわばってますます痛みを感じることもあるでしょう。
緊張が原因の場合は、セックス自体に慣れることで痛みが緩和される場合もあります。
3. 婦人科系の病気の可能性
子宮内膜症などの婦人科系の病気やクラミジアなどの性病にかかっていると、セックスのときに痛みを感じやすいです。
リラックス状態でセックスができていて、膣の潤いも十分なのに痛みを感じるなら、何らかの病気を疑ってみても良いでしょう。
4. 加齢による影響
年齢を重ねると、膣のうるおいが足りなくなったり、粘膜が薄くなったりします。その影響でセックス中に痛みを感じることもあるのです。
特に更年期になると女性ホルモンが減少するため、加齢による影響をますます受けやすくなります。
5. 妊娠や出産による影響
妊娠中は安定期ならセックスOKとされています。しかし、ホルモンバランスが通常と違うこともあり、膣の潤いが足りず、痛みを感じる人もいるのです。
また、それと同じ理由で出産後のセックスで痛みを感じる人もいるでしょう。
妊娠中や出産後のセックスは、いつもよりも慎重になった方が良いかもしれません。
6. セックス自体に積極的になれない
性欲があまりなかったり、セックスがマンネリ化していて興奮できなかったりなど、セックス自体に積極的になれないと濡れづらくなります。その結果、痛みを感じることもあるでしょう。
痛いとますますセックスが嫌になってしまいますから、せめて痛みはなんとかしたいところですね。
セックスが痛いときにできる5つの対策方法
セックスをすると痛いときには、原因さえわかっていれば対処も可能です。ここからは、セックスが痛い時にできる対策方法をご紹介します。
セックスで痛みを感じる人は、原因を探り当て、その原因に合った対策方法を試してみてくださいね。
1. ジェルやローションを使う
愛液が足りない場合は、ジェルやローションを使うことで痛みが緩和されます。また、外側にジェルがたっぷりのコンドームもおすすめです。
ローションやジェル付きコンドームを使って痛みを感じなくなれば、自然と愛液が出てくることもあり、徐々に愛液が足りない症状も緩和されるかもしれません。
2. パートナーとセックスについて話し合う
セックスが痛くて苦痛を感じているなら、パートナーと話し合うことも大切です。
前戯が足りないことや、彼のやり方で嫌なことなど、やんわりと伝えて改善をお願いしてみましょう。
男性は傷つきやすいので、伝え方が大事。もっと気持ちよくなりたい・もっとお相手と抱き合いたいということを強調しつつ、して欲しいことをおねだりしてみてくださいね。
話し合いでセックスを改善できれば、今よりずっと気持ちよくなれて、痛みも緩和されるでしょう。
3. オナニーで感じるやり方を探る
自分が感じる場所や、刺激の仕方を知らなければ、パートナーと話し合っても上手に説明できません。
そもそも自分の性感帯や感じる方法などがわかっていないなら、オナニーで自分を知ることからはじめてみましょう。
また、性欲をあまり感じない場合、オナニーを定期的にすることで性欲が戻ってくることもあります。
セックスで痛みを感じているなら、とりあえずオナニーで気持ちよくなってみてはいかがでしょうか。
4. 婦人科で相談をする
性欲もあって、お相手とのセックスもしたいと思い、さらに愛液も出ているのに痛みを感じる場合は、なんらかの病気の可能性も考えられます。
そんな場合は、性交痛があることを婦人科で相談してみましょう。医師による診察を受ければ、痛みの原因がわかるはずです。
妊娠中や出産後の性交痛も、婦人科へのご相談をおすすめします。
5. 緊張やストレスを改善する
緊張など精神的な問題でセックスが痛いなら、リラックスムードを作ったり、セックス前に体を温めたりして緊張やストレスの緩和を図ってみましょう。
ロマンティックなムードで、気持ちを高めるのもおすすめです。リラックス状態で興奮できれば、自然と男性を受け入れる準備ができ、痛みを感じなくなるかもしれません。
セックスの回数を重ねていて、色々と工夫してもセックスで緊張しすぎたり、嫌悪感を感じる場合は、カウンセリングを受けてみても良いかもしれません。
セックスが痛いときにおすすめのラブグッズ3選
性交痛の多くは、膣の潤い不足が原因となっています。ですから、セックスが痛いなら、まずはローションやジェル付きコンドームを試してみると、痛みが解消される可能性が高いです。
ここからは、セックスが痛いときにおすすめのラブグッズを3つに厳選してご紹介します。
1.ラブコスメ ラブシロップ（メープル＆ナッツ）
女性向けのラブグッズを多数開発するラブコスメが作ったローション。かわいいパッケージで、ラブグッズ初心者でも使いやすいでしょう。
食べても大丈夫なので、ローションを使ったあとにオーラルも楽しめます。セックスに最適なつくりにしてあるのは、さすがラブコスメですね。
2.リューブゼリー ホット
潤滑ローションで人気のリューブゼリーのホットバージョンです。ひんやりしないため、使う時の不快感がありません。
温感タイプはリラックスするのにも効果的。緊張であまり濡れないなら、こちらを使ってみてはいかがでしょうか。
3.ジェクス グラマラスバタフライ ジェルリッチ
人気コンドームシリーズ「グラマラスバタフライ」のジェルが多いバージョンです。パッケージがおしゃれなので、女性でも購入しやすいでしょう。
ジェルたっぷりですから、挿入時に引っかかりづらく、女性に優しい商品です。
これを付けると濡れてなくても大きさによりますがバイブとかが余裕で入ります。
このシリーズの黒い箱のホットタイプよりかは少し薄いです。
