2人目不妊になる5つの原因とは?対処法も知ってスムーズに子どもを授かろう!

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手をつなぐ親子

1人目の子供はすぐできたのに、2人目は頑張ってもなかなか妊娠しない……そんな風に悩んでいる人は、2人目不妊かもしれません。

もしくは医学的に不妊というわけではなくても、何らかの原因で子供ができづらい状態になっている可能性もあるでしょう。

そこでこの記事では2人目不妊の原因や、2人目不妊を解消するための対処法をご紹介します。2人目が欲しいのになかなかできない人は、ぜひ参考にしてくださいね。

2人目不妊とはどういう状態のこと?

手をつないで歩く親子

2人目がなかなかできない人は、自分のことを2人目不妊だと思っているかもしれませんが、必ずしもそうとは言い切れません。なぜなら、2人目不妊には定義があるからです。

2人目不妊とは、一般的に1人目はスムーズに妊娠出産できたにも関わらず、2人目はなかなかできない状態のことです。ただし、これはパートナーと定期的なセックスがあり、2人目を作ろうとして1〜1年半以上経っている場合に当てはまります。

つまり、セックスの頻度が大幅に減少していたり、セックスレスになっている場合、厳密には「2人目不妊」とは言いません。

2人目不妊になる5つの原因

両親と手を繋ぐ子供

1人目はスムーズだったのに、2人目はなかなか妊娠できないという人は意外に多いものです。では、なぜ2人目不妊になることがあるのでしょうか。
ここからは2人目不妊になる原因を5つに絞り、解説します。

①加齢の影響

年齢を重ねると、どうしても卵子の質が落ちます。そのため受精や着床がしづらくなるのです。
20代の若い方には当てはまりませんが、35歳以上の人だと加齢が影響している可能性はあるでしょう。

②セックスレス

セックスレスの場合、厳密には不妊とは言いませんが、子供ができたことでセックスする回数が少なくなっていたり、セックスレスになったりする夫婦は少なくありません。
そのため、2人目がなかなかできない……なんて状況に陥るのです。

③1人目出産による不妊

1人目の出産自体が不妊の原因にもなることもあります。

たとえば、帝王切開をした人が帝王切開瘢痕(はんこん)症候群というものになると着床しづらくなるため、2人目を妊娠しづらくなります。

ちなみに帝王切開瘢痕症候群とは、帝王切開でできた傷が原因で不妊をはじめ、月経通や不正出血などが起こる症状のことで、治療が必要です。

また、胎盤が剥離しづらい癒着胎盤だった場合も、着床しづらい体になる可能性があります。

どちらかに当てはまる場合は、それが不妊の原因となっている可能性があるため、婦人科への受診が必要です。

④1人目出産による肥満

肥満の人は、そうではない人に比べると妊娠しづらい状態です。
そのため、1人目の出産で体重が急激に増えていることで、2人目がなかなかできない人もいるでしょう。

⑤ホルモンバランスの乱れ

女性の体は非常にデリケート。急激な産後ダイエットや、子育てのストレスなどが原因でホルモンバランスが乱れることもあります。そうなると妊娠しづらくなるのです。

急激にダイエットをしてしまった人や、ストレスが溜まっていると感じる人は、ホルモンバランスの乱れを疑ってみましょう。

2人目不妊かも?と思ったときの対処法

妊婦のお腹に頬を当てる子供

もしも2人目不妊かも?と思ったら、どうすれば良いのでしょうか。

前述の帝王切開瘢痕症候群などの疑いがある場合は、すぐに婦人科に受診することをおすすめします。しかし、そうではない場合はまず日々の生活でできることをしてみましょう。

ここからは2人目不妊を疑うときの対処法をご紹介します。

生活習慣を整える

ホルモンバランスが整っていれば、より妊娠しやすい体でいられます。ですから、バランスのとれた食事やしっかりとした睡眠をとり、ホルモンバランスを整えましょう。

適度な運動もホルモンバランスを整えるのに役立ちますし、規則正しい生活も同じくです。

要は、生活習慣を整えることで、妊娠しやすい体づくりをすることができるのですね。

適性体重を保つ

太り過ぎも痩せすぎも妊娠しづらい体になってしまいます。

産後太ってしまった人は、ゆっくり体重を落とすことが大切です。たとえ産後太ってしまったとしても、急激なダイエットはNG。ホルモンバランスが崩れてしまうため、逆効果です。

また、産前よりも痩せすぎている人は、もう少し栄養を摂取して体重アップを目指しましょう。

セックスレスを解消する

子供がいてセックスしづらくなった夫婦は、セックスレスや頻度の低下が2人目不妊の原因になっていることも多いです。

心当たりがあるなら、夫婦で工夫してセックスの頻度を増やしましょう。

下記の記事では、子供がいても夫婦でセックスを楽しむための方法をご紹介していますので、こちらも参考にしてくださいね。

関連記事:
子供がいる夫婦のエッチ事情!セックスレス知らずで夜の営みを楽しむ方法をご紹介

冷えを防ぐ

冷え性で血行が悪いと、妊娠しづらくなってしまいます。冬はもちろん夏場も体を冷やしすぎないようにして、血行をよくしましょう。

ウォーキングなどの適度な運動をしたり、入浴で体を温めたりなど、血行を良くして冷え知らずの体をつくりましょう。

医師に相談する

生活改善をしたりセックスレスを解消したりしても、2人目が妊娠できない場合は、何らかの病気の可能性もあります。また35歳以上の人は年齢的に妊娠しづらくなっているのかもしれません。

健康体でセックスもしているにもかかわらず、1年半以上2人目ができないなら、不妊治療が必要な場合も。そういった場合は医師に相談してみてくださいね。

2人目不妊を疑うときは原因の解消から始めてみよう!

2人目不妊になる原因は、人によってさまざまです。そのため、何が原因になっているかは一概には言えません。
2人目がなかなかできないな……と思ったら、まずは原因となっていそうなことから、解消してみてくださいね。

ただし、体調を整えて妊娠しやすい体づくりをしても、1年半以上妊娠できないなら、一度医師に相談するようにしてください。特に35歳以上の方は、妊娠しやすい体づくりの前に、早めに医師に相談することをおすすめします。

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