昭和の日本では「整形」は隠すものでした。しかし、平成に入り、少しずつ公表する時代へ変化していったのです。令和の今、果たして「整形女子」をどう思うのか?現代の実態を調査。みんなの見解を深掘りしていきます。
コンプレックスを抱えて悩んでいるのに、整形に二の足を踏んでいるあなた!少し価値観が変わるかもしれません。その他、整形とプチ整形の違いなども解説しています。美容整形について、理解を深めていきませんか?
整形はどう思う?年代別の見解
「美容整形」はどう思う?
★年代別の女性たちのアンサー★
いいと思う
10代 61.3%
20代 73.3%
30代 58.7%
40代 61.3%
50代 50.7%
60代 49.3%
よくないと思う
10代 38.7%
20代 26.7%
30代 41.3%
40代 38.7%
50代 49.3%
60代 50.7%
このアンケート結果により、美容整形に対し、若い世代の方がより寛容な事が判明!若い世代では、6〜7割が美容整形に寛容なのに対し、シニア世代になると、5割を切ってしまう事もあるようです。
近しい人が「整形をしたい」と言ったらどうする?
★年代別の女性たちのアンサー★
賛成する
10代 70.7%
20代 77.4%
30代 68.0%
40代 58.7%
50代 41.3%
60代 41.4%
反対する
10代 29.6%
20代 22.7%
30代 32.0%
40代 41.3%
50代 58.7%
60代 58.6%
10代20代の若い世代に限っては、7割以上が賛成すると答えています。一方、50代、60代では、反対する人が6割近くを占めています。ここでも、若い世代とシニア世代では、価値観の逆転現象が現れる形となりました。
私たちの整形願望
★年代別の女性たちのアンサー★
整形した事がある
10代 8.0%
20代 2.7%
30代 5.3%
40代 1.3%
50代 2.7%
60代 0%
すぐにでも整形したい!
10代 17.4%
20代 29.3%
30代 25.4%
40代 17.3%
50代 10.7%
60代 14.7%
将来的にしたい
10代 34.7%
20代 32.0%
30代 10.7%
40代 20.0%
50代 22.7%
60代 16.0%
整形はしたくない
10代 40.0%
20代 36.0%
30代 58.7%
40代 61.3%
50代 64.0%
60代 69.3%
「美容整形」について、世代別での意識には、かなりのひらきがでているようです。やはり、昭和では、いけないもの。平成でもその感覚は引き継がれたものの、令和では、ひと昔前の感覚とは確実に変化したと、アンケート結果からも読みとれます。
整形女子はどう思う?男性のホンネ
男性に聞いた!女性の美容整形はどう思う?
歓迎! 12%
やりすぎなければいい 67%
ありのままのがいい 14%
身構えてしまう 5%
何とも思わない 2%
「歓迎」「やりすぎなければいい」と合わせた、肯定的な意見は約8割。同性よりも、異性の方が美容整形により、理解のある方が多いような印象です。
参考サイト:聖心美容クリニック
どういった整形だとNG?
1位 骨を切って顔の輪郭(りんかく)を変える 42%
2位 鼻を高くする 36%
3位 豊胸 34%
4位 唇や涙袋などの形を変えるためにヒアルロン酸を打つ 30%
5位 処女膜再生 25%
いわゆる、美容整形(メスを入れる)を否定的に捉える男性は、少なからずいるようです。しかし、基本的には、やりすぎでなければ、整形に対して寛容な男性が多い模様。少し気になったのは、5位の処女膜再生、これは、果たして、美容整形なのか?女性間の整形話では聞かない施術です(笑)
整形美人と付き合うのはどう思う?
見た目で選ぶので…
可愛かったら、整形をしてようがしまいが関係ない。見た目が綺麗な子を選びます。(20代男性)
きちんと伝えてくれていたらOK
美容整形をきちんと伝えてくれたら、全然大丈夫です。逆に隠された方がいや。真実を話してくれたら、その方が信用されてると思うので、嬉しい。絆が深まります。(30代会社員)
整形のしすぎは…
少しの整形は許せるけど、あちこちしてるって聞くと、頭ではわかっていても、包帯まみれとか想像してしまい、僕には難しい。(40代 男性)
美容整形の解説
整形とプチ整形の違い
整形とは、メスを使い、切開したり、大規模な手術を伴うものもある、美容整形の事をさし、プチ整形とは、簡単に言えば、メスを使わない施術をプチ整形といい、手軽ですが、その分、一時的な効果なものが多い施術です。
プチ整形の種類
二重埋没法
メスを使用せず、医療用の特殊な糸で二重まぶたを形成する施術。
ヒアルロン酸注入
ヒアルロン皮膚充填剤(医療用のヒアルロン酸)を皮膚に注入して内側からシワや溝を目立たなくさせたり、ボリュームを補ったりするもの。
ボツリヌス注射
ボツリヌス菌が作り出すボツリヌストキシンという、たんぱく質を有効成分とする薬を顔、エラなどに注射し、筋肉のこわばりゆるめる事によって、小顔にする施術。
脂肪溶解注射(BNLS アルティメット)
注射によって脂肪細胞自体を溶解し破壊することでダイエット効果を期待することができる。画期的な部分痩せと評され、メソセラピーとも呼ばれる事もあります。他、細かく色々とあるようですが、上記の4種類が、プチ整形の王道と呼ばれる施術です。
整形したい!部位ランキング
1位 目
「目が小さい」「一重がいや!二重にしたい」
2位 鼻
「団子っぱなが嫌」 「鼻の穴が大きい」「鼻をシャープにしたい」
3位 フェイスライン
「エラが張ってる。顔が大きい」「リフトアップがしたい」
4位 肌 美肌にしたい
「ニキビ跡を消したい」「目の下のくまをとりたい」「シワをなくしたい」
5位 口元
「プリッとした唇にしたい」「口角をあげたい」「歯茎が気になる」
整形をしたい部位の王道は、やはり「目」。第一印象は目に行くことが多く、一重の多い日本人は、昔から、目が大きく見える、二重がいいという意見が多いようです。二重埋没法など、プチ整形もあるので、二重整形したい願望をより動かすのかもしれません。
整形女子のリアル
美容整形をした理由
もっと可愛くなりたかった!
実は、整形女子の中で、整形をした理由でもっとも多いのが「もっと可愛くなりたかった」という理由。美意識からくる自己肯定感を高める為、施術に踏み切るケースが多いです。
容姿のコンプレックス
エラがはってて、顔が大きいと、外見いじりをされた経験から、ずっとコンプレックスだった。
モテたい
見た目重視の男性は多い。外見はあまりいい方でなかった私は、「友達以上には見られない」との、体(てい)のいい断られ方が多かったから
整形した部位は?
1位 二重埋没(まぶた)
メスを使用せず、医療用の特殊な糸で二重まぶたを形成する施術。
2位 鼻尖形成(鼻先)
鼻の軟骨を切り取り、すっきりと細い鼻先に仕上げる施術。
3位 脂肪吸引(顔)
小顔にする手段の一つとして、頬、顎などの脂肪を吸引する施術
4位 小鼻縮小(鼻の穴)
鼻の穴を小さく、鼻翼幅(小鼻の幅)を狭くする手術。鼻翼部分を切り取って縫い縮めることで、小鼻の幅を小さくする施術。
5位 目頭切開(目の幅)
目頭の部分を覆う上まぶたのヒダ(蒙古ヒダ)を切って目の横幅を広げる施術。
整形をしたその後
美容整形をしてよかった?
めちゃ満足 43%
まぁまぁ満足 40%
やらないよりはよかった 16%
やらなければよかった 1%
満足している人は、全体の83%。「やらないよりはよかった」を含めると、99%が整形をして後悔がないようです。プチ整形も含め、安易に整形に手を出す人は少なく、しっかり考え、導き出した結果だと思うので、この結果は納得に値するのではないでしょうか。
アンケート参考サイト:@Press
整形女子…もはやメイク感覚なのかもしれない
一昔前までの整形のNGの価値観は少しずつ変わってきていて、プチ整形に至っては、もうメイク感覚?メンテナンスっていう意味では美容院に行くみたいに、普通の感覚の方も増えてきています。
年齢が上がると、それなりに否定的な意見も多く見受けられますが、他人の「どう思う」はあまり気にしないでいいでしょう。ただし「やりすぎは注意」との意見はどの世代でもあるので、参考にはした方が良いですが、自分の人生です。
より自分の生活が豊かになるのであれば、その選択は決して、間違いではないと思います。