「セルフプレジャー」という言葉を聞いたことのない女性は、きっと多いでしょう。いわゆるマスターベーションの別名であり、女性が自身の性感帯や性的快感を追求するという大きな意味があります。
この記事では、女性がセルフプレジャーを楽しむおすすめの方法や、メリットなどを詳しくご紹介していきます。
セルフプレジャーの基礎知識
セルフプレジャーとは
セルフ（自ら）のプレジャー（娯楽）と表現されるセルフプレジャーは、自ら行う性的行為。いわゆる「オナニー」を指します。
決して卑猥なものではなく、また男性だけが行うものでもありません。女性にとっての性生活の充実や、自らの性的快感の追究であり、近年では「キレイになれる」「健康に良い」と話題になっています。
期待できる効果
セルフプレジャーでオーガズムを感じると、幸せホルモンと呼ばれる「オキシトシン」、鎮痛効果のある「エンドルフィン」が分泌されます。その影響でストレスの軽減やリラックス効果が得られるほか、寝付きも良くなるというメリットも。
この他にも、次のような効果が期待できます。
- オキシトシンで食欲を抑制し、食べ過ぎを防いでダイエットに良い
- 自律神経が整い、血行が良くなって顔色が明るくなる
- 肌のターンオーバーを促進し、美肌効果につながる
- オーガズムの感覚を体が覚え、異性とのセックスでイキやすくなる
性にはもちろん美容にも、セルフプレジャーは好影響を与えるのです。
やり過ぎはNG？
セルフプレジャーをやりすぎると、アソコが黒くなったり形が変わったりするんじゃないかと、心配になる女性は多いのではないでしょうか？
女性の陰部の黒ずみは、経験人数が多いことが原因なのだと誤解されがちですが、正しくは、女性ホルモンとメラニン色素が関係しています。
メラニン色素が優勢になると、黒ずみが濃くなります。特にデリケートゾーンは、メラニン細胞が活発な部位です。ストレスや過度の摩擦、ショーツのズレや生理中のかぶれなどによって、アソコが黒ずんで見えやすくなってしまうのです。
黒ずみを防ぐためには、セルフプレジャー時に強く擦りすぎないようにしましょう。トイレットペーパーでの擦りすぎや、お風呂での洗い過ぎもNGです。
セルフプレジャーをより気持ちよく！おすすめのやり方
自分の手で優しく愛撫
セルフプレジャーは自分の心と体に向き合う時間です。ローションをたっぷりとつけた手で、優しく労るように刺激するのがおすすめ。
気持ち良くなってきたら、強さや触り方に変化をつけて、さらに感じるポイントを探してみましょう。You Tubeのイケボチャンネルで、彼に責められる設定のものを聴きながらだと、より感度と興奮度もアップしますよ。
アダルトグッズを使う
セルフプレジャーを楽しむには、アダルトグッズも欠かせません！アダルトグッズはインターネットでも購入できます。自宅に届いても「電気製品」と表記してもらえるので、バレません。
指や手の刺激では物足りない人には、女性用アダルトグッズで制御不能の性感を。ただし、バイブやローターはモーター音が少々うるさいのが難点です。家で一人の時に、プライバシー空間を確保して行いましょう。
お風呂でもセルフプレジャーを
お風呂の中では、シャワーを使ったセルフプレジャーがおすすめです。水圧を好みに調整して、性器や乳首の先にシャワーを当てるだけで感じてしまうことも！
シャワーのお湯を出しながら体中を這わせてみたり、モコモコの泡でセルフバストマッサージをしてみたり…楽しみ方はさまざま。お風呂場なので、万が一おしっこや潮で汚しても大丈夫なのがメリットです。
生理中は清潔と体調第一に
生理中は性欲も強くなるので、セルフプレジャーでムラムラを発散しましょう。
経血で部屋が汚れないよう、タオルを敷いて爪を短く切り、事前にきちんと手を洗ってください。生理中のセルフプレジャーは、とにかく清潔第一です。
この期間は膣の粘膜が傷つきやすいので、乱暴に腟内で指やグッズを動かさないこと。終わったら、膣周辺や自分の手、使用したグッズはしっかり洗うことを忘れずに。
脚ピンオナニーに慣れすぎないこと
女性は脚に力が入っているとオーガズムを迎えやすいため、ついつい「脚ピンオナニー」になりがち。
脚をピンと伸ばした姿勢でイクことに慣れてしまうと、異性とのセックスでオーガズムを迎えにくくなります。
セルフプレジャーではなるべく、体の力を抜いて姿勢を色々変えてみましょう。脚を伸ばして力を入れない、M時開脚、あぐらの姿勢、上級技の四つん這いなど……。脳内では、イチャイチャセックスも大アリです。
セルフプレジャーで健康美人に！
セルフプレジャーは性生活を充実させるとともに、健康や美容にも効果絶大。いつまでも若々しくいるために、ぜひ秘密のリラックスタイムとして取り入れることがおすすめです。
寂しい時や眠れない夜に、自身の性や気持ちと向き合う時間を大切に……。
