「イクってどういう感じ?」「性感帯ってどこ?」「不感症なのかな…」といったセックスに関する悩みは女性にとって打ち明けにくいものですよね。
セックスは愛する人との最高のコミュニケーションです。悩みを抱えたままだと、心はもちろん身体の健康にも影響をきたす可能性があります。
そこで今回は、なかなか人には聞けないセックスでイク方法をご紹介していきますね。
イク前のプロセスが大事
イクためにはその前のプロセスが何より大切です。性反応が起こる前に挿入されてもイクどころか返って痛みを感じてしまいます。パートナーとのキスや愛撫によって脳が興奮し、骨盤に血流が集中してクリトリスが勃起する、膣の入り口が充血して濡れるという一連のプロセスがとても重要なんです。
たとえば、婦人科の診察の内診で、膣に指や器具を入れられても気持ちよくないですよね?女性の体は触れられただけでは気持ちよくならないことを知っておきましょう。
自分のイクポイントを知ろう
触れ方の強さやリズムをコントロールできるマスターベーションで、自分の性感帯を知りましょう。マスターベーションは自分のペースで快感に没頭できます。クリトリスとGスポットでは感じ方が異なるので、やり方が分からないという方は次の方法を参考にしてみてください。
クリトリス
クリトリスを触るときは、利き手の中指で優しく触ってください。円を描くようにして続けていると、だんだん気持ち良くなり、膣内が熱くなっていくのを感じます。直接クリトリスに触るのに慣れていない方は、下着の上から触りはじめてもいいですよ。
気持ちよさに合わせて、指の動きに強弱をつけてみてください。そしてだんだん早くしていきましょう。そのまま外イキすることもできます。ひとりでマスタベーションしているなら、誰の目も気にする必要がありません。心の赴くまま喘ぎ声を出しましょう。思い切って声を出せば気持ちが解放されて、より深い快感を得られますよ。
Gスポット
膣に指を入れてGスポットを探し当ててください。やり方は膣口が十分にうるおった状態で、中指か人差し指をゆっくりと挿入し、第二関節あたりで軽く曲げます。膣内のお腹側を触るようにして、ザラつく場所を探してみましょう。そこがGスポットです。ゆっくり繰り返し触っていると、少しずつ心臓が高鳴ったり、感度が高まったりして、そのまま中イキできるケースもあります。
寝バックを試してみる
セックスでのスタンダードな体位は正常位ですが、実はこれ、女性にとってはイキにくい体位なんです。アダルト動画や成人向けの映画ではこの体位で女性がめちゃくちゃ感じているように演出されていますが、膣の上部が充血して膨らむため、実際はペニスで刺激するのが難しいようです。
おすすめは「寝バック」。パートナーとの結合部が密着し、深く挿入されるので中イキしやすいです。寝転んだ状態のため相手の顔が見えず、自分の顔を見られることがないので、感情の赴くまま感じることができます。パートナーが背中に覆いかぶさる形になるため密着度が増し、女性は精神的にも安心するでしょう。イクだけでなく、心も満たされる体位といえます。
イク感覚はまずマスターベーションで知ろう
イクときの感じ方は人それぞれなので、こういう状態という明確な定義はありません。自分が満足するセックスライフを送っていれば、イクことにこだわる必要はないのです。
ただ、今回の記事で、前戯の最中からどんどん気持ち良くなり、クリトリスやGスポットを刺激されることで起こる性反応であることはお分かりいただけたと思います。まずはマスターベーションで自分のイクポイントやイク方法を知り、勇気をだして「ゆっくりさわってほしい」「後ろから刺激してほしい」とパートナーにお願いしてみてください。
恥ずかしくて言えない場合は、好きな相手とのセックスを思い出してマスターベーションで自分の欲求を満たすのもいいでしょう。
イク感覚がわからないという方は、まずはクリトリスやGスポットから挑戦してみてくださいね。