唇に人差し指を当てる女性

「サイバー不倫」という言葉を聞いたことがあるでしょうか?
サイバー不倫とはインターネット上のみで行われる不倫のことを指します。不倫に興味がある人の中にはサイバー不倫をしてみたいと思っている人もいるかもしれませんね。

実は既婚者たちの間で密かに広まっているサイバー不倫。
この記事では、サイバー不倫について詳しくお伝えします。サイバー不倫に興味がある人は、安全にサイバー不倫を楽しむ方法がわかるはずですよ。

サイバー不倫とは?

スマホを扱う女性の手

サイバー不倫という言葉を、あまり聞き慣れないという人も多いでしょう。そこでまずはサイバー不倫とはどんなものなのかを解説します。

サイバー不倫の基礎知識

サイバー不倫の「サイバー」とは、コンピューターやインターネットに関することを表す言葉です。
たとえば「サイバースペース」だったら、オンライン上の仮想空間のことですし、「サイバーテロ」はインターネットを利用して、相手のシステムに攻撃をすることを意味します。

つまりサイバー不倫というのは、インターネット上で行う不倫のこと。既婚者がインターネットを介して第三者と恋愛的・性的なやりとりを続けていれば、それはサイバー不倫と呼ぶことができます。

サイバー不倫の出会い方とは?

インターネットを介して行うサイバー不倫。一体その不倫相手とはどこで出会うのでしょうか。

サイバー不倫はネット上で行われることもあり、出会いの場もネット上となります。
実際にサイバー不倫をしている人だと、FacebookやInstagramなどのSNSや、Tinderなどのマッチングアプリで知り合うことが多いようですね。

特にマッチングアプリでは、同じようにネット上だけの関係を求めている異性に知り合いやすく、サイバー不倫の相手は比較的見つかりやすいようです。

サイバー不倫は不倫になる?

夕焼けをバックに見つめ合う男女

サイバー不倫に興味がある人が気になるのは、サイバー不倫は法的に不倫とみなされるのかどうかではないでしょうか。
もしも不倫にならないなら、サイバー不倫を楽しみたいなんて思っている人もいるでしょう。

そこでここからは、サイバー不倫が法的にはどのように捉えられているのかを解説します。

肉体関係があればもちろん不倫

法的に不倫とみなされるのは、配偶者以外と肉体関係があった場合です。
現実の世界でも、既婚者が配偶者以外の異性と食事だけのデートをしたり、手を繋いだりしたくらいでは、不倫とはみなされません。

つまり、サイバー不倫が本当にインターネットを介した交流のみである場合は、法的には不倫とみなされることはないのです。

しかしサイバー不倫が発展して、現実で相手に会い、そしてセックスをすれば、それはもちろん普通の不倫とみなされます。実際に会ってしまえば、サイバー不倫だから、大丈夫!なんてことにはなりません。

性的な会話や写真だけでは不倫にならないことも…

サイバー不倫が完全にインターネット上のみでの関係である場合、基本的に法的には不倫ではないというのは前述のとおり。

そして現在のところ、LINEやメッセンジャーなどを使って、異性と性的な会話や写真のやりとりをしただけでは、不倫とはみなされません。

将来的にサイバー不倫が広まり、それが社会問題となったときには、法自体が変わる可能性はあります。
しかし今のところは、どれだけ際どい会話や写真のやりとりをしていたとしても、不倫とみなされたケースはないようです。

サイバー不倫のメリットとは?

電話をする女性

現実に会いさえしなければ、今のところサイバー不倫は不倫とはみなされません。もちろん配偶者にはバレないようにするべきですが、もしもバレてしまった時にも、普通の不倫よりはデメリットが小さめです。

ではそんなサイバー不倫。他にはどんなメリットがあるのでしょうか。ここからはサイバー不倫のメリットについて考えてみましょう。

相手に会わなくても婚外恋愛ができる

サイバー不倫は現実にお相手に会うことはなくても、男性から女性として見てもらえたり、配偶者以外の男性にときめきを感じたりなどというメリットがあります。

結婚していても配偶者以外と恋愛気分が味わえるため、「最近ときめきがない」と感じている女性にとっては、少し生活にハリが出るかもしれませんね。

法的には『不倫』にはならない

ここまで解説したとおり、サイバー不倫は完全にバーチャルのみの関係で、会ったことがないなら、現状法的には不倫とみなされません。つまり、普通の不倫に比べると、安全な恋愛形態なのです。

法的には不倫ではないにもかかわらず、不倫・恋愛気分が味わえるのは、メリットといえるのではないでしょうか。

女性としての自信を取り戻せる

サイバー不倫をしているお相手は、きっとあなたのことを女性的に魅力的だと思わせてくれることでしょう。ストレートに褒め言葉を言ってくれる男性も多いです。

サイバー不倫をして日常的に男性に褒めてもらえば、自信も湧いてくるでしょう。女性としての魅力もアップするかもしれません。
結果的に、配偶者との関係が改善する……なんてこともあるかもしれませんね。

サイバー不倫をする際の3つの注意点

自撮りをする女性

サイバー不倫は、普通の不倫に比べてデメリットは少ないとは言え、インターネット上のやりとりだからこそ気をつけなければならない点もあります。

そこで、サイバー不倫をする際に気をつけるべき注意点についてもご紹介します。

1. 裸の写真などはなるべく送らない

サイバー不倫をしていると、お相手から裸の写真などを求められることもあるかもしれません。

しかし、サイバー不倫では、相手が実際にはどんな人物なのかなどはわかりませんよね。サイバー不倫をやめたくなった時に、腹いせに写真をばら撒かれることもあるかもしれません。

ですから、性的なやりとりを楽しみつつも、裸の写真は送らないようにしましょう。スクショが撮れるので、ビデオ通話で肌を露出するのも危険です。

2. 本気にならないようにすること

今の生活を守りたいなら、サイバー不倫はバーチャルな関係のみにとどめることを鉄則としましょう。
どれだけお相手との会話が楽しく、恋心をかきたてるものであったとしても、本気で恋をしないように気をつけてください。

リアルとバーチャルをしっかりわけることが大事。恋愛ゲームをしている感じでいれば、本気になることはないはずです。

間違っても、現実に会わないように注意しましょう。現実に会ってしまえば、普通の不倫になってしまい、大きなデメリットが伴うことをお忘れなく。

3. 相手に個人情報を話しすぎない

サイバー不倫をしているお相手と仲良くなれば、生活上の愚痴などを言いたくなるかもしれません。
ある程度は愚痴を聞いてもらったりしても良いのですが、住んでいる場所や職場などがわかったりするような情報は与えないようにしましょう。
また、配偶者についての個人情報も与えてはいけません。

自分が本気にならなくても、サイバー不倫の相手が本気になる可能性はあります。相手が本気になった時には、すぐに関係を精算できるように準備をしておきましょう。

サイバー不倫は程々に!ハマらないように気をつけよう

サイバー不倫は今のところ厳密には不倫とみなされないため、ストレス発散や気分転換にはなるかもしれません。特に配偶者との関係がうまく行っていない時には、サイバー不倫をすることで配偶者への不満が減少する可能性もあります。

とは言え、もしもサイバー不倫にハマってしまい、バーチャルを飛び越えリアルな関係になれば、それはただの不倫。サイバー不倫のメリットの意味がなくなってしまいます。

サイバー不倫をするなら、のめり込まないように気をつけながら、楽しんでくださいね。

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