二つに別れた道

結婚か独身か…誰しもが一度は考えるこの2択。社会的問題(少子化・超高齢社会など)を解決するには、誰もが結婚をする事が望ましいけれど、個人の幸せを追求した時に、果たしてそれが正解なのか?生き方の自由に立ちはだかるこの究極の2wayについて考えてみましょう。

結婚のメリット

家族で手を繋いで歩く様子

家族ができる 

結婚をしたいと思った時に、まず、将来的に「二人の子供が欲しい」と、大抵のカップルは理想として描くのではないでしょうか?まずは「パートナー」という、家族を得る事、そして、できれば自分たちの分身である、子供をもうけていくなど、結婚のメリットでまず浮かんでくるのは、家族が増えていくことではないでしょうか?

経済的に安定する

自分にもしもの事があった時に家計を支えてくれるという安心感と、残念ながら、昨今の日本では、まだまだ女性の平均賃金は男性より、かなり低いことが現状です。そのため、男性と同一家庭になることで、経済的安定が持てるというのは、結婚で得られるメリットの一つです。

将来のビジョンが描きやすい

結婚生活を最初から、破綻を想定する人は少なく、一生を添い遂げる覚悟において、生活をするので、共に過ごしていく相手との将来のビジョンがを明確にしやすいです。子育てに入ると、子供の成長も楽しみな未来の景色として、安定した将来像を想像しやすいのではないでしょうか。

独身を貫くメリット

ピンクの草原に手を広げて空を仰ぐ女性

お金を自由につかえる

独身の最大のメリットは、やはり”自由を維持できる事”ではないでしょうか?
それのまず一つは、お金です。自分の稼いだお金は自分のもの、誰に相談する必要もなく、自分さえ困らなければ、用途はフリーダム。好きなものを買って、好きなものを食べる。この自由は独身ならではの自由であり、実は当たり前の事ではないのです。

自分のペースを守れる

勿論、社会生活において、全てのスケジュールを自分のペースで進めることは不可能ですが、自分の時間は誰に束縛をされる訳でもなく、自分のペースで過ごせ、何をするにも自由なのも独身であるが故のメリットとしてあげられます。
また「良い歳を超えてまだ夢を追っているの?」と他人がどう言おうと、独身である限り、全て自己責任ですし、誰に迷惑をかける事でにないので、夢を追いかけるのも、やめるのも、自分のペースを守ればいい。独身者の特権です。

自由な恋愛

恋愛も自由です。誰とどこで会おうと、法的に縛るものはありません。極端な話、たとえ、浮気をしようが、不特定多数の人と関係を持とうが、倫理観として問題はあるかもしれませんが、それを縛る事はできないです。ただ、本命を失いたくなければ、浮気はしない事に越したことはありません。

結婚のデメリット

目線を合わせず口論する男女

女性の家事・育児の負担

かつて、女性にとって「結婚は墓場」と言われた程の日本女性への家事育児の負担は、少しは改善してきたとはいえ、まだ女性に虐げられているのが現状です。結婚しても、夫婦だけの時は、特に若い世代では男女平等も見えてきていると思います。しかし、子供を持つと、これは一変し、よく言われている例として、共働き世帯が増えたとしても、子供が急な熱での呼び出しなどがあった場合、多くの家庭で母親が職場を早退や休まざる負えない状況にあります。その他、結婚し子供をもうけると、幸せも勿論ありますが、社会の仕組みとして、まだまだ女性の立場は厳しい状態に置かれています。

自由が減る

家事、育児の負担がどうしても女性にのしかかり、しかも、前途記載したように、共働き世帯が増え、現代の女性の多くはこれに仕事まで持っています。まず、家事や育児という、家族の為に動く時間が増え、自分の自由な時間はなかなかとれません。働いたからといって、独身時代のようにバリバリ働けるのはほんの一部の女性でしょう。その為、収入も家計の足しとなり、お金、時間と共に多くの自由の消失は、結婚生活のデメリットとして多くの方が挙げるポイントではないでしょうか。

めんどくさい親戚付き合い

家族が増える事は嬉しい反面、必然的に、親戚付き合いも倍になります。みんながいい人であったり、結婚をしたからといって、必ずしもその家庭が別の親族のづきあいが多いかといえば、そうではありません。しかし、中には、めんどくさい風習、苦手な親類関係と付き合わないといけない場合もあり、これもまた、結婚のデメリットとして、よく言われる事です。

たかが紙切れの約束だが、簡単には別れられない

恋人同士の別れは、自由恋愛ですし、当事者同士の問題なので、簡単に別れられますが、離婚をするとなると、かなりの労力が必要です。結婚は当事者だけではなく、家族同士の結婚といわれるだけあって、各方面の理解も必要となるでしょう。また、財産分与など法的な整理も必要ですし、さらに、現代の日本では、夫婦同一姓であり、特に女性が男性側の苗字になっている場合が多く、離婚となると各手続きも大変です。

独身のデメリット

山頂で膝を抱えて景色を見る女性

生活は自分で守らないといけない

キャリアウーマンと言われる部類の仕事をバリバリ働き、比較的良いポジションにいて、収入が安定してる女性ならいいですが、まだまだ日本では女性の賃金は低い現状があります。その中で、自分の生活を支えるのは自分だけという、何かあった時の事を考え、将来を不安視する独身女性に多いようです。

孤独を感じやすい

比較的若い頃は、自分の周りにも独身者がおり、遊ぶ相手も多くいますが、結婚適齢期を越えていくと、アラフォー世代になると、それも一気に少なくなり、孤独を感じやすくなる人が多いようです。また、親が生きている間は、信頼できる家族がいる事で、その不安を抱かずにいれる人もいるのですが、両親に旅立たれると、支え合う相手がいない事で、一気に孤独を感じたりするようです。

周りの心配

ある年齢を超えると、「結婚しないの?」「将来さみしいよ」「子供は絶対産んだ方がいい」などと、いらぬ周りからの助言が増えるようです。中には、独身であることが悪いことのようにいってくる場合もあり、気分を害する事もあるでしょう。本当に心配をしてくれて、アドバイスをくれる人もいるのですが、大抵の場合は、”自分の人生のものさし”で発言する事が多く、耳の痛いお説教として、こういった「周りのご心配助言」は、よく独身者のデメリットに挙げられます。

どちらでも幸せだしどっちも不幸

ひと昔と違って、個人の自由を尊重する動きが広まりつつある、昨今では、ここまでご紹介したように、結婚と独身、結局のところ、どっちもメリットデメリットがあり、幸せか不幸せかは、その人がどういう人生を送りたいかによるものです。まずは、自分の特性も分析し、自分がどういった人生を歩みたいのか、あなたのアイデンティティを確立することが、より良い人生を送る秘訣なのかもしれません。

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