カメラを持つ女性に、キスをする男性

年の差カップルと聞くと、何歳差くらいを想像するでしょうか?近年では芸能人でも年の差カップルや夫婦が増えており、そのたびに話題になっていますよね。

そこで今回は、年の差恋愛のメリット・デメリット、円満にお付き合いするコツを紹介します。現在年の差のある男性と付き合っている、または年上の男性が気になっている人は必見です!

何歳差からが年の差恋愛?

規則的に印が付けられたカレンダー

年の差恋愛には、明確な定義がありません。一般的には10歳以上年の差があると、年の差恋愛と呼ばれることが多いようです。

しかし定義は人それぞれ。5歳差でも年の差恋愛と思う人もいれば、10歳以上離れていても気にしないという人までさまざまです。

この記事では、年の差恋愛を「10歳以上年の差がある」と定義して、より深掘りしていきます。

年齢差は何歳まで許容できる?

男女500人を対象に、恋人との年齢差の許容範囲を調べたデータを、見てみましょう。

恋人に対する「年上」の許容範囲グラフ

引用:LoveMA!

恋人が10歳以上年上でも構わない、と答えた女性は24.3%でした。7〜9歳上まで範囲を広げると、その割合は46.3%と、全体の半数近くに及びます。

一方、恋人の年齢が10歳以上でもいいと答えた男性は、20%以下に留まりました。7〜9歳上までの割合を含めても、全体の3割ほどに留まっています。

ここでもうひとつ、データを見てみましょう。

恋人に対する「年下」の許容範囲グラフ

引用:LoveMA!

こちらは先ほどのデータとは逆に、年下に対する年齢の許容範囲を、男女別に表しています。

女性の方が、年下に対する許容範囲が狭いのがわかりますよね。一方で約3割の男性が、10歳以上年下でも構わないと回答しています。

女性が年上男性を選ぶ理由の大半が「頼りがいや包容力がある」であり(中略)男性に甘えたいと思う女性が多いと推測できます。

引用:LoveMA!

一方男性は、「好きになったら年齢は関係ない」という人も一定数いるものの、傾向としては年下を好む人が多いようです。
また男性の場合、自身の年齢が上がるほど、年下への許容範囲が広くなる傾向も見られました。

引用:LoveMA!

アンケートでは、このように傾向が示されており、年の差恋愛が特別めずらしいといった印象はありません。

しかし「話・価値観が合うか」を基準に、恋人の年齢を許容していることもわかりました。このことから年の差恋愛は、各個人の価値観に大きく影響されるものの、めずらしいものではないといえるでしょう。

年上の男性と年の差カップルになるメリット3選

幸せそうに見つめ合うカップル

10歳以上、年上の男性との恋愛に、どんなイメージを持つでしょう?落ち着きがある、甘えさせてくれる、などオトナの男性としての振る舞いが、期待されますよね。

そんな男性と年の差カップルになるメリットを3つ紹介します。自分が年上の男性に求めているものはなにか、考えながら読んでみてくださいね。

①包容力があるので、優しくしてもらえる

年上男性の魅力といえば、経験値の高さゆえの包容力です。なんでも受け止めてくれる安心感は、何事にも代えがたいですよね。

感情の起伏が大きな女性でも器の大きさで受け止めてくれ、ケンカになりにくいといったメリットもあります。また甘えるのが苦手な女性でも、自然に甘えやすい雰囲気をつくってくれるでしょう。

②金銭的余裕があり、同世代では経験できない体験ができる

10歳以上年上であれば、社会経験も長いです。よって同世代に比べて、金銭的余裕がある男性が多い傾向にあり、デートではスマートにご馳走してくれる場面も多いでしょう。

もし結婚を視野に入れているのであれば、安定した経済力もまた、大きな魅力になります。

③精神的にタフなので、頼りがいがある

社会経験の長さに限らず、人生経験も豊富なのが、年上男性の魅力です。自分より多くの経験・知識があるので、同世代に比べると頼りがいも感じられるでしょう。

自分がネガティブに考えてしまうことにも、アドバイスをくれるなど、頼れる存在になります。また仕事でも趣味でも、相手の得意分野に興味があれば、自分の視野が広がるきっかけにもなりますよ。

男性が年上の年の差カップルに起こるデメリット3選

お互い別の方向を向くカップル

10歳以上年の差があれば、お互い、同世代とは違う感覚があるのは当たり前。年の差ゆえのデメリットも、もちろんあります。

そこで年の差カップルのデメリットを、こちらも3つ紹介します。恋をしていると、いいところに目が行きがちですが、デメリットも冷静に受け止めることが大切です。

①老化や体力の低下が気になる

年の差カップルで最も懸念されるのが、見た目の老化です。特に同世代の人と比べたときに、彼の「おじさん」な面に、直面するケースが多いでしょう。

また年齢とともに体力の低下も避けられません。運動や自炊など、お互いの健康のための行動を心がけるのがおすすめです。

②ジェネレーションギャップで価値観が合わない

年齢差があると、ジェネレーションギャップを避けては通れません。生活や食事の習慣、仕事や恋愛における価値観も同世代に比べると違いは多いものです。

とはいっても、あなたがガマンしたり、価値観を合わせる必要はありません。相手の意見を尊重して、受け入れる姿勢が、お互いに備わっているかを重視しましょう。

③年の差婚に対して不安になる

相手が年上だと、結婚後早い段階で相手の両親の介護が必要になるケースがあります。さらに子どもが生まれたら、子育てと介護に忙殺される可能性も否定できません。

また平均寿命から考えると、一緒にいられる時間が、同世代夫婦に比べて短いことも予想されます。結婚前に子育てや介護など、将来起こりうる課題について、話し合っておくのがマストです。

年の差カップルがうまくいくための3つのコツ

手を取り合うカップル

年の差恋愛には、年の差ゆえの壁が立ちはだかることが、多々あります。そのため、日頃からのコミュニケーションを密にし、なんでも話し合える関係をつくることがカギです。

そういった関係を前提として、さらにいい関係を続けるためのコツを、3つ紹介します。お互い無理なく付き合えるよう、ぜひ参考にしてみてくださいね。

①お互いの価値観を尊重する

先ほどもお伝えした通り、年の差によって価値観の違いが生じるのは当たり前。相手に合わせる姿勢も必要ですが、長く付き合うには、うまく妥協点を見つける方が大切です。

逆に合わせてもらうばかりではなく、あなたから歩み寄る姿勢も忘れずに。相手の価値観を否定するのではなく「あなたはこういう考えなのね」と、受け止める努力をしましょう。

②年齢差に甘えず自立する

年齢差があればあるほど、精神的にも経済的にも、甘えがちになります。最初は男性も目を瞑ってくれますが、頼られるのが当たり前になると、疲れてしまうでしょう。

頼るのは悪いことではないですが、最低限自分でやる部分との、線引きをするのがベターです。そうすれば彼も負担を感じることなく、長いお付き合いが望めます。

③将来について話し合い、意見をすり合わせておく

年の差カップルの中には、結婚前提でお付き合いを始めているカップルも、多いはず。その場合、早いうちから結婚の時期や子育て、介護について話し合っておきましょう。

年の差カップルは偏見に遭ったり、両親をはじめ、周囲から反対されやすい現実もあります。あらかじめふたりで、将来に対しての意見をまとめておくのが、大切です。

大切なのはふたりの相性♡年の差ならではの違いを楽しんで

年齢はあくまでも数字であり、その人のすべてを表しているわけではありません。大切なのは、年齢よりもふたりの相性です。

年の差恋愛には、年の差恋愛なりの楽しみがあります。時には年下らしく甘え、時には彼から頼られる関係を目指して、恋愛自体を楽しんでくださいね。

ミツバナでは、多様化する恋愛のカタチについて、発信しています。こちらの記事も、ぜひ読んでみてくださいね。

▼関連記事▼